こんにちは。 ノートル パリです。 ご訪問頂きありがとうございます。

 

ニースには、シャガール美術館の他に、ボザール美術館、マセナ美術館等があります。

モダンアートとコンテンポラリーアート美術館は、現在修復工事中。

行きたかったマティス美術館も修復工事中でした。

 

よって、今回は、ボザール美術館ジュール・シェレをご紹介します。

 

建物は、レフ・ヴィクトロビッチ・コッチョベイ王子(1810年~1890年)の別荘としてイタリア ルネッサンス様式のヴィラを建て、完成しない内に、アメリカ人に売却。最終的に、1925年に、ニース市が、美術館にするために、購入し、現在にいたるようです。

歴史建造物にもなっている19世紀の建物です。

 

ロダンの2つの彫刻で飾られています。

 

この美術館は、1932年に、ニースで亡くなった画家兼ポスターアーティスト、 ジュール シェレの重要なコレクションが収蔵されているそうです。

又、今回は、デュフィの作品が無く・・・

聞いてみた所、現在の展示会の為に、デュフィの作品は、倉庫にしまったとの事でした。

( ´艸`)

 

 

現在の展示会は、下記の『芸術の為に生きる』と題した、ニースにおけるトラシェルとロスチャイルド コレクションです。2024年4月28日まで行われています。

 

エルキュール、ドミニク、アントワーヌのトラケル兄弟、そしてエルキュールが師であり友人でもあったシャルロット・ド・ロートシルト男爵夫人の作品だけでなく、ニースやヨーロッパ中の数千点の水彩風景を再発見出来ると言う企画。

 

 

 

 

エドモンド・ド・ロスチャイルド男爵 (1845-1934)

1881年から1882年にかけてロシアで起きたポグロム(反ユダヤ暴動)の後、エドモンドはフランス委員会と協力してロシア系ユダヤ人のパレスチナへの移住を支援した。彼は、ユダヤ人がイスラエルの地に住む権利を固く信じている指導者のグループに加わった。

 

アルフォンス・ド・ロスチャイルド男爵。 (1827-1905) 

 

シャーロット・ド・ロスチャイルド (1825-1899) 上記の2人とは、兄弟。

ショパンの生徒の1人でもあったので、彼女の練習の為にショパンが書いた曲は、Valse op. 64 N°2 と ワルツ変イ長調N°69の3 番目のバージョンと言われている。 

下手ながらも私が良く弾いている曲なので、良く知っています。 ( ´艸`) 

 

下記は、シャーロット・ド・ロスチャイルドが描いた絵画。彼女は、絵画、ピアノ等を自ら行い、サロンも開いていたようです。

 

 

 

 

 

この特別展以外に、下記の常設作品も・・・

 

ベルエポックと題したジュール・シェレのコーナー

 

草上の昼食。 1904年に描いた作品。

このテーマは、モネやマネが19世紀に描いているテーマ。

同じテーマでも描く人が違うと異なります。

この時代が反映されていて和やかな優美な雰囲気ですね。

 

イエロードミノ

 

 

 

 

 

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