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2023 年 7 月 18 日以来プチ トリアノンのダイニングルームにて、『マリーアントワネットの食卓』のテーブルコーディネートがされています。
1781 年の夏、王妃マリー・アントワネットはセーヴルの王立工場に、「パールとバーベル」の食器を注文しました。 295点の初期作品の一部が展示されています。
これは、フランスの習慣に従って、24 人のゲストを対象とした場合、全部で 295 個の食器になるそうです。
この295個の食器の為に、28人の絵付師と数人の金職人がお皿の柄を描いたそうです。
295個の食器の内訳は、24 個のスープ皿、18 個のジュース ポットとそのトレイ、2 つのソース ボート(ソースを入れる容器)、さらには 2 つの大き目のサラダ ボウル。そして、96 枚のお皿(前菜、肉、魚、デザート用でしょうか?)、16 個のコンポート ボウル、さらには 24 個のアイスクリーム カップとその 4 つのトレイなどなど・・・
「パールとバーベル」の食器とは、下記のように、真珠とバーベル=ヤグルマギクが描かれたセーヴル硬質磁器の食器の事です。
マリーアントワネットの嗜好が分かります。
ちなみに、下記は、サザビーズでオークションにかけられたジュースポットだとか。( ´艸`)
他にも色々ありますよ。
お皿の中央にはバーベル=ヤグルマギクの花束。縁のリボンの中には、パールが描かれ、パールとパールの間には、バーベル=ヤグルマギクが単独で描かれています。
これらは、セーブルの傑作で、全てハンドで描かれているそうです。
バーベル=ヤグルマギクの花束
大きなダイニングルームに続いて、小さなダイニングルームが奥に有ります。
ちなみに、この大きなダイニングルームでは、ルイ15世が
目を喜ばせる彫刻やろうそくやお花があるエレガントなテーブルコーディネートは、18世紀からのフランス的な習慣です。
現在でもこういったエレガントな食卓は、嬉しいですね。喜びの多い食卓になりますね。( ´艸`)
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