こんにちは。ノートル パリです。 ご訪問頂きありがとうございます。
リモージュと言えば、リモージュ焼きで有名な町。リモージュの町に行ったら、是非ともアドリアン デュブーシェ国立博物館に行きたいものです。
今日は、そのアドリアン デュブーシェ国立博物館に行って来たのでご紹介。
リモージュ磁器と陶磁器の歴史に焦点を当てた博物館です。
1845 年にオートヴィエンヌ県知事で、画家ベルト モリゾの父であるティブルス モリゾ1によって設立された最初のリモージュ美術館だとか。
生地商人の息子であるアドリアン デュブーシェは1865 年にこの施設の管理を引き継ぎ、コレクションを拡大し、市に寄付したそうです。よって、リモージュ市は、博物館の名前を彼の名前にしたとか。
下記が、アドリアン デュブーシェ氏
室内は、モダンな新しい部分と・・・
アールヌーボーの始めを思わせるような装飾が素晴らしいです。
特に、マルセル ドロン作のステンドグラス
素晴らしいステンドグラス! 見惚れてしまいます。 ( ´艸`)
聖母マリアとキリスト様のステンドグラスの色彩も見事です。
磁器の元になるカオリンがこの地方で取れるようになり、1769年にルイ15世がその土地を買い磁器の生産が王室の特権となっていったんですね。
こういった焼き窯の模型も展示されていました。
色彩も豊富
19世紀。 『バッカンテス=ディオニュソスの神秘と祝祭を祝った巫女』
この焼き物は固焼きだそうです。 焼き加減の温度も色々あり、出来栄えも変わってくるんですね。
近年ではハンドで柄を描かずに、工場生産用の柄シートのような物を使うようです。
陶器は、お皿だけにとどまらず、現在では、人間のあらゆる場所にも使用されています。
代表的な物は、セラミックの歯! 私も持っています! ( ´艸`)
素晴らしい焼き物がありました!
18世紀の『愛し合うカップル』
18世紀『4つの大陸』
18世紀『4つの要素』
18世紀の素晴らしい時計もありました!
素敵なロウソク立て
コーヒーカップや紅茶カップも素敵ですね。
ジャポニズムの日本風柄のお皿もありました!
こちらは、モダンな展示方法
19世紀の陶器も素晴らしいですね。
特に、下記が大好き! ( ´艸`)
陶器とは思えない出来栄えです! 欲しいわあ~ ( ´艸`)
コーヒーや紅茶をろうそくで温められるようにしていたんですね。
お部屋の装飾も素敵です。
テーブルコーディネートが好きな方、アンティークの好きな方、リモージュ焼きの好きな方、是非行ってみて下さいね。
最後に、玉に瑕?
この素敵な博物館前のパーキングに車を止めたんですが・・・
あの塀は? はい。 刑務所です。 ガーン・・・ Σ(・□・;)
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