こんばんは。 ノートルパリです。 ご訪問頂きありがとうございます。
モンマルトルには、多くの見所が満載。
サクレクール寺院や画家さん達がいるテルトル広場だけでは、もったいないですね。
場所が分かっていてスムーズに時間のロス無しでも最低2~3時間は、見学の時間が必要です。 又、全部のモニュメントをご自分達で探すとなると時間もかかるし、見落としもあるようです。
下記のパス・ミュライユは、ご存知でしょうか?
もっとアップで・・・
パス・ミュライユ=壁をぬける 人です。
横からが分かりやすいですね。 ( ´艸`)
本当に、壁を抜けてきたみたい? ( ´艸`)
皆が握手するので、手だけが、光っています。 ( ´艸`)
靴や靴下まで、ブロンズ像のわりには、芸が細かいですね。
ジョン マレとサインがあります。 誰か分かりますか?
下記の映画をご存知でしょうか?
『美女と野獣』です。 この野獣役の方が、ジョン・マレです。 うん?顔が分からないって?
この方が、ジョン・マレです。 うん? ハンサム? 貴女好み?
いや~、彼は、男色家でして、彼氏は、あの有名な方・・・ ( ´艸`)
ジャン・コクトーです。 私の好きなアーティストの中の1人です。
彼の家がパリ郊外にあり、オープンしたての頃に、何度か行きましたが、オーナーだったピエール ベルジェ氏(YSLの彼氏)が他界されてからは、閉鎖されていました。残念・・・
ジャン・コクトーは、チャップリンと一緒に、日本にも行った事があるのですよ。その後、その旅行を本にしています。 多才な方で、色々なアーティスト活動をされてきたので、ご存知の方も多いでしょう。
このお2人は、今では、同じ教会の中に、仲良く永遠の愛を誓い眠っていらっしゃいます。
素晴らしいですね。
パス・ミュライユの像のお話に戻って、作者は、俳優のジャン・マレです。
実は、このアートは、短編小説ル・パス・ミュライユの作家マルセル・エイムに敬意を表したオマージュなのです。
壁から出てきた作家が石に凍りついた状態のようです。 映画もあったので、ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
作家マルセル・エイメが亡くなった 1967 年にジョン・マレによって制作されたブロンズ像ですが、広場に設置されたのは、1989 年になってからです。
この広場の横の通りに、作家マルセル・エイメが住んでいた事から、この広場に、パス・ミュライユを設置したのでしょう。 広場の名前は、マルセル・エイメ広場となっています。( ´艸`)
オープニングセレモニーは、1989年2月25日だったんですね。
モンマルトルの丘に来たら、是非とも見て下さいね。
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