こんにちは。ノートルパリです。ご訪問頂きありがとうございます。

 

アンティークの家具は、各国ごとに違います。

フランスのアンティーク家具と言えば、18世紀のルイ15世スタイルとルイ16世スタイルが一番の人気ですね。

その後の19世紀のナポレオンスタイルも合わせて、この3つのスタイルがフランスではアンティーク家具として人気があるようです。

20世紀の新しいアールヌーボーやアールデコの好きな方もいらっしゃるでしょう。

 

 

私は個人的に椅子が好きで、今も再び椅子買い替えを検討中。 ( ´艸`)

特に、ルイ16世スタイルが好きですが、ルイ15世スタイルも捨てがたいですね・・・ ( ´艸`)

 

アンティーク好きな方は、既にご存知だと思うのですが、その違いをここで比べてみようと思います。

 

下記の形は、肘掛け椅子とメダイヨン椅子で、ルイ16世スタイルです。

下記は、特に私好み~ ♪ 昔のリッツホテルの椅子です。 ( ´艸`)

 

下記はレプリカ

 

 

レプリカは、外人が作る下記のようなお値段の安めの物と、当時と同じ技術で高級品のレプリカを作るフランス職人の椅子では、座り心地に雲泥の差があります。

又、お値段も高級品のレプリカですと、安い物の5倍以上してしまうので、超高級ホテルにしか置けないですよねえ・・・ (´;ω;`)

 

 

 

 

どうして安物のレプリカは座り心地が悪いのを知っているかと言うと・・・

随分前に、当時のお友達のアンヌに、我が家用に下記を買う時に言われました。

この業者は、フランス人じゃないよ!

と。。。 フランス人じゃないと、どうなのかしら?と、当時は分からなかったんです。

彼女は、若い時にはパリコレのモデルをやっていましたが、その後インテリアコーディネーターをしていますので、多くのアパルトマンの内装デザインを手掛けています。

だから、多くのインテリア業者を知っていました。

 

それでもルイ16世スタイルのメダイヨンが欲しくて、下記を買ったのですが・・・

毎日使っていると、フランス製で無い物はイマイチというのが分かってきます・・・(´;ω;`)

 

 

近頃では、DIORもルイ16世スタイルの椅子をモダンにアレンジしてオリジナルとして出しています。が、お値段も1脚で4000€=60万円位だったかな??

椅子は、セットで使う物。テーブルに合う椅子、他のインテリアに合う椅子・・・となります。

そうなると・・・ 簡単に何百万円、何千万円としてしまいますよねえ。。。

 

 

下記もルイ16世スタイルのリール。木でハープの細工がしてあるので素敵です。

下記は、高級なレプリカ。

下記は、本物のアンティーク。

見分け方は、17世紀の椅子には、釘が使われていません。木の釘ですので、調べるとすぐに分かります。下記は、アンティークでも完全に修復されていますので、お値段は、何百万円の世界です・・・

 

これと同じようなリールの椅子をアンティーク ショップで見つけましたが・・・

あまりにも状態が悪い・・・

生地の張り替えは業者に依頼出来るのですが、椅子自体がぐらつきがあるのです。

こちらは、凄く安いですが、かなりの手直しと修復が必要・・・

 

とっても素敵なリールの椅子♡

 

 

 

 

下記は、ルイ15世スタイルの椅子。 ルイ15世スタイルは、猫足です。

 

 

 

この生地はともかくとして、この椅子がいくつかおかれた4つ星のおススメホテル『マンサール』のサロンを見ると、素敵さが分かります。

 

下記は、マンサールホテルのサロン。 座り心地が凄く良いです。

 

下記は本物のアンティーク

 

下記は、高級レプリカ。今日、見てきました。( ´艸`)

 

こういったハンドメイドのオリジナルもあります。

現代風にアレンジしたレプリカ

  

 

下記は、本物のアンティークの修復品の肘掛け椅子

 

 

下記はレプリカ。

 

下記は、ナポレオンスタイル。

 

 

下記はルイ フィリップ スタイル。18世紀から19世紀。ルイ フィリップは、ルイ16世がギロチンにあった随分と後のフランス国王。

 

下記をアンティーク ショップで見つけたので、キッチン用の椅子にどうかな?と・・・

前足には、車が付いています。

 

ちなみに、友人キャロリーヌ宅には、ご先祖様代々からの本物のアンティークの家具の中で暮らしています。彼女は、ご自分の下記の椅子をゴールドにペイント!

ペイント前

ペイント後

 

ペイント中 ( ´艸`)

生地までゴールドのアクリルペンキスプレーでペイント! ( ´艸`)

 

まあ、高級アンティーク買うよりイージーですねえ・・・ ( ´艸`)

今彼女は、シャトーXXLというイギリス?のTVドラマに凝っています。そのTVドキュメンタリードラマでは、その新しいシャトーのオーナーが、彼女のように本物のアンティークを安く買ってきて、自分で修復してシャトーに設置していくというストリー。

キャロリーヌも小さな小さなシャトーを遺産相続したので、興味があるのでしょう。

フランスには、シャトーに住んでいる人達も結構いますが、その生活も結構大変・・・( ´艸`)

 

 

 

 

 

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