こんにちは。ノートルパリです。ご訪問頂きありがとうございます。
年金改革デモが続くパリですが、メトロは郊外線のRERを省き通常に動いています。
地方行き電車やTGV新幹線が間引き運転で、飛行機は20％が減少となっていますが、一番の困りごとは、ごみ収集車のストです！
すでに、1週間このストが続いており・・・ ゴミは、どんどん出るので、状況は益々悪化・・・
実に腹立たしい事です。 フランス人も外人も旅行者も皆この話で持ち切りで怒っています！
パリには20区迄有り、ゴミ収集車は、区によって半分位が民間ですが、半分は、国家公務員です。
ストは、国家公務員だから出来るわけです。民間がストしたら、すぐに経営破綻してしまいますが、、、 それでも過去には、農家や酪農の人達が牛乳や野菜を道路に捨てた大規模なデモがありました。
民間のゴミ収集車が来る地区は、下記です。
1区、3区、4区、７区、10区、11区、13区、15区、18区、19区。
これらの区は、考えたら、レストランが特に多いような気がしますが、シャンゼリーゼの8区が民間で無いのが、意外でした。
これらの地区は、例外の15区を省いて、通常通りにゴミ収集されているのですが、問題は、国家公務員のゴミ収集車です。
住宅街は、国家公務員の職員がゴミ収集に来るので、ゴミの山です。
15区は、民間ですが、ゴミ収集車のガレージが閉鎖されてしまい使用出来ないようで、ゴミ収集出来ないようです。
下記は、パリ市の資料です。
パリ市内のグレー部分が、国家公務員のゴミ収集車が担当ですので、ゴミで溢れているのです！
地区によって、ゴミの状態が大きく異なります。
下記のパリの状況をご覧下さい。
この時期にパリに観光にいらっしゃった方々には、本当にお気の毒です。
これは、パリ市長のアンヌ・イダルゴも問題があると思っていたら・・・
お役人のクレマン・ボーヌ運輸大臣が、こんな発言をしていました。
『私にとって問題なのはストライキ中のごみ収集業者ではなく、アンヌ・イダルゴ自身が現在ストライキ中です！ 彼女は何もしません！ 一切無行動、無沈黙を通しています！』
いや～、このゴミのストは、一体いつ解決するのでしょうか・・・
昨日は、6000トンのゴミが街中に溢れかえっていたとか・・・ Σ（・□・；）
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