こんにちは。ノートルパリです。ご訪問頂きありがとうございます。

 

ベルエポック調とバロック調の素敵な内装のレストラン ル・トラン・ブルー (ブルートレイン=青い電車)は、パリのリヨン駅構内にあります。

 

下記がパリのリヨン駅。1855年の計画によって作られた駅です。

大きな時計がトレードマークですが、この時計の塔は、67mもあります。400階段あるとか・・・

ここから、地方のリヨンの町やマルセイユやコートダジュールだけでなく、今では、新幹線でミラノまで行けますよ!

 

駅構内の様子は、下記です。

 

レストラン ル・トラン・ブルーの構内から見えるはずの場所は、実は、今工事中で、窓とお空が描かれていました。 ( ´艸`)

 

ちなみに、構内には、ピエール エルメのカフェやオキシタンのショップもありますよ。

 

 

 

この構内にあるレストラン ル・トラン・ブルーは、決して高級レストランというわけでは無いですが、古き良き時代のパリを思い起こすベルエポック調とバロック調の内装で、気持ちよくお食事が出来ます。

 

今回は、エレベーターで、ラウンジの方から入りました。

 

下記がラウンジ。 ちょっとお茶するとか、軽食にも最適。

 

歴史建造物にもなっている内装ですので、映画の舞台にも使われたりしています。

『ニキータ』を始め、多くの映画の舞台になっています。

 

内装は、1900 年代の美術館のような歴史建造物にふさわしいもので、彫刻、金メッキ、モールディング(天井廻り縁・壁面装飾等)、シャンデリア、儀式用の家具、クラブの肘掛け椅子、41 枚の巨大な装飾画が壁や天井に飾られています。

 

この内装の建築家は、1900年のパリ万国博覧会の時に建設した、グランパレ、プチパレ、アレキサンドル3世橋でもお馴染みのマリウス トゥドワール氏。

 

ル・トラン・ブルー=青い電車ですので、ジュータンや椅子は、青がベース色。

 

ちなみに、天井が高くて、8m!

 

 

12時に来た時には、人はまばらでしたが、帰る時には、超満員になっていました!

いくら駅構内のレストランと言っても予約をしていって、良かったです!

 

窓からは、駅前の建物が見えます。窓も素敵でしょう? 

 

素敵な内装ですが、来ている客は、近所で仕事をしている人達とか、地方から駅に到着したり、出発する旅行客達、そして、パリ市民達。

子供もいたり、スーツケースの人や新幹線チケットを片手に持っている人もいました。

 

お料理は、2つ星の有名シェフ ミッシェル ロスタン氏が、随分前からコラボレーション企画しているので、美味しいですよ。

お料理の内容は、伝統的なお料理で、今では、家庭料理になりつつあるような内容。

 

ランチの日替わりセットメニューもあります。

今回は、メインとデザートのランチセットで49€。

 

アミューズも出てきました!

ココナッツゼリーと人参のピューレ

 

メインは、子羊。

目の前でさばいてくれます。 20~30年ほど昔のレストランを思い出します。( ´艸`)

最近は、こういうのは少なくなりました。 貴重な店です。

 

こうやって何枚か切って、目の前でお皿に盛り付けてくれるんですよ。

 

お肉に、ソースをかけて、ニンニクのオーブン焼きを添えます。このニンニクは、皮ごとオープンで焼いてあるので、中身はピューレのように柔らかく、お肉に付けて食べると美味しい。

 

付け合わせは、ジャガイモのグラタン ドフィノワ. 下記は2人分なので、好きなだけ自分で取り分けます。 我が家でも良く作ります。 ここのは、とっても美味しかった! ( ´艸`)

 

 

付け合わせのグラタンも取り分けました。

 

デザートは、メレンゲ添えのレモンタルト。 

我が家のデザートでも良く食べますが、ここのは、レストランですのでソースがついています。

 

さらに、お料理にお花をあしらうのが、今風。( ´艸`)

我が家ではお花を飾っていませんので、嬉しい♡ ( ´艸`)

 

 

こういうお店は、古き良き時代を偲ぶ年配者も結構いらっしゃるんですよ。( ´艸`)

 

伝統的な料理を出しているブラスリーらしく、ギャルソン=ウエイターが、白いエプロンをしています。

こういった白いエプロンは、カフェやブラスリーのギャルソンのトレードマークだったんですが、今では、カフェでも見かける事も少なくなりました。

こんな事を言っている私もご老人達の仲間入りでしょうか? ( ´艸`)

 

たまには、こんなパリらしいレストランでお食事も良いですね。

 

 

 

 

 

 

NOTRE PARIS=ノートルパリ