こんにちは。ノートルパリです。ご訪問頂きありがとうございます。

 

ずっと曇りや雨でお天気が悪かったパリですが、昨日今日は太陽が出て気持ちの良いお天気になりました。音譜

明日から、また1週間雨とは、この異常気象は夏らしく無い夏になりました。

 

良いお天気になったら行こうと思っていたヴェルサイユ宮殿のプチ トリアノン=マリーアントワネットの離宮に行ってきました。

今、丁度、ラランヌ展をやっています。

 

フランソワ グザビエ ラランヌ氏は、2008年に81歳で他界したパリのアーチストです。彫刻や銅板彫刻などが主流で、動物をテーマにしたブロンズ像です。

1949年には、ダリに協力しながら学んだアーチストで、50年代には、DIOR社のパリ本店のデコレーションを行い、当時若かったDIOR社のデザイナーだったサンローラン氏と友情を育んでいったようです。

 

私とラランヌ氏の作品の最初の出会いは、かれこれ20年位前だったでしょうか?

友人が当時宿泊した凱旋門から近いクレベール付近の5つ星ホテル内に、ラランヌの作品が数点展示されていました。 当時は、アーティストの名前を知らなかったので、ホテルで聞いたのですが、その後、何度も彼の作品に出合うチャンスに恵まれました。

 

今回は、大好きなヴェルサイユ宮殿で展覧会をやっていたので、ずっと行きたいと思っていたのです。

 

ちなみに、ヴェルサイユ宮殿は、パリから23㎞離れており、敷地は、パリ市内と同じ位あるので、巨大です。

プチ トリアノンやグラン トリアノンは、この敷地内にあるのですが、大きな宮殿のお庭を歩いて横切るなど、疲れてへとへとになるので、おススメしません。

 

今回は、午後をプチ トリアノンのお庭だけで過ごすように絞り込みました。建物内も何十回も見ているので、今回はパスしました。

いつも車で、プチ トリアノンの正面まで直接行きます。

それでも、マリーアントワネットの離宮 プチ トリアノンのお庭は巨大なので、帰りはぐったりなんですよ~。 ( ´艸`)

 

 

下記が、プチ トリアノン=マリーアントワネットの離宮

 

良く見たら、既に、ラランヌの馬車?が待ってくれていました! ( ´艸`)

実際は、馬では無く、ロバ。 1984年の 『ヒッチ ロバ』の作品でした。

 

ラランヌ展は、6月19日から10月10日までやっています。 実は、ご夫婦2人共が、ブロンズ像のアーチストですので、仲良く作品が展示されています。

 

 

右の『愛の神殿』とラランヌの『ゴールド アップル』 素敵ねえ~ラブラブ

この『ゴールド アップル』は、奥様のクロード ラランヌさんの作品です。2019年に93歳で他界されました。

 

 

『愛の神殿』の中央には、愛のキューピットであるアモルの彫刻が、中世より設置されています。

 

 

この『愛の神殿』に来る途中には、、、、

『ディメトロドン』がいました! これも奥様の作品。 口から、水を噴射しています! ( ´艸`)

 

 

『愛の神殿』からプチ トリアノンを見ると、2つの作品が一緒に見られます。

 

お天気の良い日に、こういった森の中をお散歩するのは、至福の時間です。照れ

木々の香り、程よい気温、明るい陽射し、そよ風もあり、お散歩するには、最高なんです!

 

うん? 突如現れたのが、アイスランドの鹿!

 

うん? こちらには、他の鹿! 後ろにあるのが、マリーアントワネットが作った農家の真似事の村です。

 

こうやって、自然の中で見る作品は、最高です! ラブラブ

 

テーブルにもなる女鹿。 う~ん、大きなお庭があったら、置きたいですねえ~。 ( ´艸`)

 

お! こちらには、イノシシが3匹やってきた!

 

自然の中に設置されたアートは、最高! ラブラブ

 

こちらに見えるのは、、、、

 

羊さん達の群れ!

 

 

 

ガチョウさんもいます!

 

 

こちらは、本物。 ( ´艸`)

 

こちらは、本物の羊さん達の群れ。 ( ´艸`)

マリーアントワネットの離宮では、酪農村も作っていたので、色々な家畜が飼われていましたし、現在もそのままの状態をキープしています。

 

ヤギさん達もいますよ。

 

ヤギの赤ちゃん達は、人懐っこくて、寄ってきます。 ( ´艸`)

 

こんな柄のヤギさん達もいましたよ~! ( ´艸`)

 

遠くにいると、本物か彫刻か分かりませんね。

下記は、本物です。( ´艸`)

我が家のリビングのヤギの敷物や羊の敷物を思い出します。( ´艸`)

 

ロバさんもいれば、、、

 

ブタさんもいれば、、、

 

モルモットも。。。。

 

女の子がモルモットと遊んでいました。 ( ´艸`)

 

 

うさぎさんもいます。 ( ´艸`)

 

なんか、猫ちゃんのようなお顔! ( ´艸`)

 

うさちゃんもいろいろです。。。

 

農家村の方には、ラランヌのロバ !

 

農家のお庭には、野菜が植えられています。

 

 

このひまわりは、濃い色で綺麗音譜

 

ここにもラランヌの鳩!

 

我が家のプランターを荒らしている憎き鳩を思い出しますが。。。知らん顔状態? ( ´艸`)

 

後ろは、ベンチ? 鉢置き? になっているので、お庭に置くのに最適!音譜

 

素敵なラランヌのうさちゃんがいました! う~ん、かなり好み~♡ラブラブ 恋しちゃいそう!( ´艸`)

 

こういったマリーアントワネットが作った農家がいくつか点在しています。

きらびやかな世界は、いずこも嘘と駆け引きと足の引っ張り合い。

大自然や素朴な世界は、嘘も無い裸の状態で、真実を見つけられる気がするほっと出来る場所だったのでしょうね。

 

トマトが実っていますね。

 

こちらは、メロン。未だ未だ小さい。

 

バジルもお花が咲いていました。 お花も食べれますよ~。

 

これは、きゅうり? それともズッキーニ?

 

こちらには、パセリ

 

こんなトンネルがいくつかあります。

 

歩いていくと。。。

 

違うトンネルもあります。

 

ぶどうが沢山実っていましたよ~! ラブラブ

 

おいしそう~

 

農家村を後にすると、、、

 

ラランヌのくまさんが!

 

ラランヌの牛さんは、BBQの台にもなりそう! ( ´艸`)

等身大ですので、結構、大きい!

 

こちらは、オランジュリー。

池の中には、2つのラランヌの作品があります。手前の鯉と左奥のオリンポス

 

 

奥様の作品のオリンポス

 

このオランジュリーの右手の山の中には、、、、

 

マリーアントワネットの秘密の洞窟があります!

恋人ハンス・アクセル・フォン・フェルセンと愛し合った洞窟として有名です。

 

 

 

現在は、中に入れません。

 

いくらお忍びと言えども、こんなジメジメ、ごつごつした場所じゃあねえ、、、、

可愛そう。。。

 

 

オレンジの木を入れていた温室オランジュリーです。

 

中をのぞいてみたら。。。。

まあ、、、、幽霊になったマリーアントワネット達の為に、ラランヌが、小鳥のベッドを用意してくれていました! ( ´艸`) ラブラブ

 

でも、、、、

枕が、しっぽの方になるなんて、、、、

小鳥さんのお尻見ながら眠ったら、フンが落ちてきそう。。。。( ´艸`) 滝汗

 

このオランジュリーには、こういう崖を通っていくので、お忍びに最適? ( ´艸`)

 

カメラに、水しぶきまでかかってしまったわ~

 

こちらは、プチ トリアノンのフランス庭園。

ラランヌのうさちゃんは、風によって、頭がくるくると回る仕掛け。

 

やっと、こっちを向いて貰えました~。グッド!

 

プチ トリアノンのフランス庭園には、下記のフランス パヴィリオンがあります。

このフランス パヴィリオンは、ルイ15世とポンパドゥール夫人の為に建てられた音楽、会話、ゲームなどを楽しむラウンジです。

こちらのお庭にもラランヌのぞうさんのアーチ。

 

フランス パヴィリオンの中には、ラランヌのつるさん!

内装も素敵でしょう? 私の大好きなフランスの18世紀の装飾。

 

フランス パヴィリオンのもう1つフランス庭園には、ゴリちゃんがいました! ( ´艸`)

 

 

 

こちらは、フレッシュ パヴィリオン

夏に、王家の方々がフレッシュな野菜などを堪能するためのダイニングルームとして利用されていました。 素敵な小さな邸宅ですね。 ラブラブ

 

ラベンダーが満開でした!

いつもならば、6月なんですが、今年は、寒くって、、、、今日も22度でした。

 

こういったお庭が2つあるのですが、ラランヌの小鳥さんをみ~つけた!

どこにいるかわかりますか? ( ´艸`)

 

アップで!

 

他のお庭にも小鳥さんが隠れていました!

 

左は、バラのアーチなんですが、、、シーズンオフとなりました。

 

 

こちらには、ラランヌのカメさん!

 

これは、奥様の1979年の作品『シューパット』=足のあるキャベツ。これは、現代版キメラですね。 キメラとは、1人が2セットのDNAを持つ、稀な遺伝子現象。

 

さて、あなたは、ラランヌのどの作品が気に入りましたか?

 

 

 

 

 

 

 

NOTRE PARISノートルパリ