皆さん こんにちは~! パリ個人旅行案内のNOTRE PARISノートル パリです。 

お元気でしょうか?

 

昨日の『貴石展覧会』には、ルイ14世のブルーダイヤモンドのレプリカが展示されていました。

所有者達を次々に不吉な人生に追い込んでしまうという、不思議なブルーダイヤモンドの行方は?

 

下記が、世界一大きいブルーダイヤモンドで、これ以上の大きさのブルーダイヤモンドは、現在未だ発見されていません。

持ち主を次々と破滅させながら、人手を転々としていく呪いの宝石』」です。Σ(゚Д゚)

ルイ14世=太陽王に相応しく、光によって、ダイヤモンドの中央に太陽のような光が見えるそうですよ!

下記がブルーダイヤモンドです。

ダイヤモンドは、他の石と異なり、光を当てると、その光の屈折率が高い上に、光の波長の差によって、7色の輝きに増すのが魅力です。

カットが重要になってきます。

輝きが素晴らしいダイヤモンド

ダイヤモンドの原石は、下記です。

 

 

ブルーダイヤモンドは、下記のルイ14世=太陽王の王冠に使用していた『フランスのブルー』と呼ばれていた石です

17世紀の宝石商ジャンバティストタヴェルニエ氏は、このブルーダイヤモンドを1668年にインドから持ち帰ったのでした。(17世紀に25万キロを馬車で旅したのですよ!Σ(゚Д゚) )

 

それが、124年後の1792年フランス革命後3年後には盗まれるのです!

 

 

フランスでは、ルイ15世、ルイ16世と遺産相続しました。

そして、最後にはルイ16世が所有していました。

ルイ16世は、1789年に捕らえられ、1793年にギロチンで処刑されのです。よって、処刑される1年前に盗まれた事になります。

 

それが、フランスの鉱物学者によって、2007年のアクシデントで見つかるのです!

それは、世界的に有名な『ホープダイヤモンド』だったのです! Σ(゚Д゚)

 

下記が、博物館にあるホープダイヤモンド

45.52 カラット。9,1g。 

現在、アメリカのワシントンDCにある国立自然史博物館に保存されています。

ホープダイヤはその周りに16個、鎖に45個のダイヤをはめ込んだ白金製のペンダントの中央を飾っているのです。

でも、ルイ14世のブルーダイヤモンドと形が違うでしょう?

 

この宝石は、1610年に発掘され、その後、色々な人の手に渡っていくので、出所を隠す為にも、大きさや形が変化していったとか。

 

1650年には、約69カラット!Σ(゚Д゚) のブルーダイヤモンドとして存在し、ルイ14世のブルーダイヤモンド 69 ± 0,02 カラットとして登録されています。

 

 

現在では、31㎜×21㎜のダイヤモンドで、45.52 カラット小さくなっています。 Σ(゚Д゚)

下記のように、ルイ14世のブルーダイヤモンドを楕円形にカットして小さくしたのでした!

世界的犯罪ですね!

最終的に犯人は、23、48カラット損してでも売りさばいて、大金を手にしようとしたのでしょう。

まるで、映画の世界みたいな実話!

 

このカットされたブルーダイヤモンドをイギリスのトーマス ホープ氏(16世紀の銀行家 HOPE & CO社長)が購入するのです。それで、彼の名前を取って、『ホープダイヤモンド』と呼ばれていたのでした。その後、弟のフィリップ ホープ氏が銀行もダイヤモンドも遺産相続します。

 

このブルーダイヤモンドが、アメリカの国立自然史博物館に保存されるまで、どんな不吉な事柄があったのでしょうか?

 

細かい事をここでは省いて、大まかな事柄だけ記載します。

 

フランスの資料では、1610年に発見となっていますが、実際の発掘された時は分からず、インドのお伽話では、ヒンドゥー教寺院に置かれた女神シータの彫像の目に嵌められていた2つのうちの盗まれた1つで呪いがかかっているとか。

 

フランスでは、最終的にルイ16世が所有し、ギロチン

 

その後、イギリスに渡り、上記に書いたイギリスの持ち主フィリップ ホープは、車事故で死亡。

 

その後、ワシントンポスト紙のオーナー発行者のエドワードビールマクリーンが購入しますが、1947年に車事故で死亡娘も麻薬のオーバードースで死亡

 

その2年後には、ブルーダイヤモンドは、ハリーウィンストン社に転売されます。

ハリーウィンストン社は、『呪いの宝石』という事を知っていたのでしょう。

現在ブルーダイヤモンドが保管されているアメリカのスミソニアン博物館の1つワシントンD.C.にある博物館に、寄付しました。

寄付のお陰で、今は、『呪いの宝石』の影響は無いそうです。

 

 

 

 

ちなみに、ルイ15世は、王冠には、このブルーダイヤモンドを使わず、透明なダイヤモンドを使用したとか。

というのも、140、5カラット=30g近い?(1カラット=0、2g位)巨大なダイヤモンド (想像を絶しますΣ(゚Д゚)) だったからです!

現在、この巨大なダイヤモンドは、ルーブル美術館に保管されています。

 

資料によると、下記のダイヤモンドだそうですよ。

 

素晴らしいダイヤモンドや宝石ですね。

でも、素晴らしすぎて、呪いがあるのですねえ。。。。 ため息。

 

 

 

 

NOTRE PARISノートル パリ