皆さん こんにちは~! パリ個人旅行案内のNOTRE PARISノートル パリです。 

お元気でしょうか?

 

ラッフルズ ロワイヤル モンソーは、閉鎖とか再オープンの公表がありませんので、現在、営業しているのかと思います。

 

このホテルは、長年ロワイヤル モンソーの名前で親しまれ、2013年になって、パラスホテルの仲間入りをします。

凱旋門からHOCHE大通りを日本大使館の方に歩いていく途中にあります。

 

1928年に建築され、すぐにホテルとして営業していくのですが、1978年に高名な医者がオーナーとなり、フランス国内にロワイヤル モンソー グループを作っていきます。

しかし、2007年には、カタールのソブリン・ウェルス・ファンド(政府が出資するファンド)の不動産子会社に買い取られ、ファンドのホテル部門に移行し、2年間に渡る大規模な工事が行われました。

ホテル管理は、カナダから始まった高級ホテルスペシャリストのラッフルズ が行い、内装などを有名インテリアデザイナー フィリップ スタックが行い、クリヨン ホテルの経営陣を引き抜き、万全の状態で2010年に再スタートしたので、当時、話題となりました。

最終的に、2010年には、ラッフルズ FRHIの株40%がカタールに流れていきます。

 

しかし、2015年には、スイス銀行が絡む複雑な経路の脱税が発覚し、2016年には、フランスのアコーホテルグループに買い取られたのでした。

 

 

あまり印象の良くないロワイヤル モンソーですが、今後のアコーのハンドルでどのように変わっていくか?楽しみです。

現在では、リーデイング ホテルズにも加盟しています。

 

 

古いクラシカルな内装だったのをモダンに変えたのですが、シャンデリアだけは売却せず、フィリップ スタック氏は、壁が鏡になっている階段の所に、多くのシャンデリアをまとめ、より一層豪華に生まれ変わったと当時は評判でした。

フィリップ スタック氏の透明の椅子などが有名なので、ご存知の方も多いと思います。

ロビーのオブジェは定期的に変わります

このホテルには、4つのレストラン+バーがありますが、筆者は、企業のホテル視察の仕事で行った以外に、ここのレストランを使用した事がありません。

 

IL CARPACCIO=イル カルパッチョ。 イタリアン料理

LA CUISINE=ラ キュイジーヌ。ここで朝食を取るようです。

MATSUHISA PARIS。日本人シェフのようです。

当初は、NOBU MATSUHISA氏が、日本料理のフュージョンを出していたそうです。

お寿司もあります。

このアメリカ系日本人のレストラン NOBU というのが、随分前にシャンゼリ―ゼにあったのを思い出しました。東京にもありますよね?

当時、パリのお店は、アメリカ人有名俳優 ロバート デ ニーロ氏との共同経営という事で話題を呼んだのですが、アメリカ系和食は、パリで受け入れられず、基本的に日本の伝統料理が好きな私は1度しか行きませんでした。

豚肉だったか鳥だったかのコーラ煮とか、、、、パリでは絶対に食べる事が無いようなアメリカンのお料理で、お値段も高めという印象でした。

 

LA TERRASSE=ラ テラス。夏に最適な中庭。

夕方のお茶やアペロ=食前酒に最適

LE BAR LONG=ル バー ロン

 

149室の客室があります。

 

小さなプールのあるこちらのSPAでは、クラランスを使用。

2020年9月1日再オープンで、現在閉鎖されています。

 

パラスホテルというより、普通の5つ星ホテルの趣のラッフルズ ロワイヤル モンソーです。

 

 

 

 

 

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