皆さん こんにちは~! パリ個人旅行案内のNOTRE PARISノートル パリです。
お元気でしょうか?
パリにビーチなんて、あったの?
と不思議に思う方も既にご存知の方もいらっしゃるかと思います。
毎年恒例で、パリ市庁舎を中心に、セーヌ川沿いにてビーチ気分が楽しめるのです。
毎年7月14日パリ祭の後にオープンします。
今年は、7月18日土曜日から8月31日まで続きます。
セーヌ川沿い以外にもラ ヴィレットの運河の方でもやっていますので、パリ市内2カ所となります。
パリ プラージュの看板
下記、パリ市庁舎が、パリ プラージュの中心地点です。
セーヌ川の向う側には、マリーアントワネットが幽閉されていたコンセルジュリーも見えますね。
このセーヌ河畔は、とても美しい景色と歴史が詰まっているので、世界遺産にもなっています。
私もこのセーヌ川沿い光景を眺めながら渋滞の無い時に車で通過するのが大好きなんです♡
下記は、セーヌ川沿いの地図
下記は、ラ ヴィレットの地図
このパリ プラージュは、2002年に、社会党のベルトラン ドラノエ市長時代から始まりました。2006年には、このパリ プラージュも2カ所となりました。
ドラノエ市長というと、当時、凄い発言をした人という印象ですよね。 // 私はホモです。// なかなか市長で、当時、こういう発言を正々堂々と言える人は少なかったです。 現在でこそ、同性婚も認められるようになりましたが、昔のフランスは、女性スキャンダルは、政治生命に影響しなくても同性愛のスキャンダルは、政治生命を脅かされるほど危険だったんですよ。
なぜパリ プラージュという企画が出来たか? 昔からフランス人達は、ヴァカンスを重要視してきました。
お金持ちでなく、ごく普通の一般人でも山とか海とか田舎に別荘を持っていた人も多かったです。豪華な別荘ではなく、おばあちゃんの家とかという感じですね。そんな場所にロングヴァカンスに行ったり、或いは、別荘を所有していなくて、ぎりぎりのお給料の人では、銀行で借金して1年ローンを組んででもヴァカンスに出るという人もいたほどです。又、地方や海外から来た学生さん達は、多くの人達が、地方や海外の実家に帰る時期でした。
よって、その昔、私がパリに来た1980年代とかですと、パリに残っている人達はヴァカンスに行けない可哀想な人達というイメージでした。
逆に、丁度この7月14日~8月末位は観光客が多い時期だったんです。
この可哀想な人達にもヴァカンス気分を味わって貰おうというのが、社会党のドラノエ市長の発想だったんですね。
唯一の規則があります。
コートダジュールなどのフランスの海岸では、トップレスが当たり前の国なんですが、ここは、都会ですので、トップレス禁止です。苦笑
第一回目のパリ プラージュは、遠~い南国からパウダースノーの真っ白な砂をパリのセーヌ川沿いまで運んで来たんですよ~!
船で持ってきたんですが、いくら無料の砂と言えども送料に凄くお金がかかり、凄く豪華な砂!だったんです。
沢山のヤシの木も設置され、白い長椅子も白いパラソルも設置されました。
よ~く覚えています。 今では、砂の質も下がりました。年によっては、砂も無し。苦笑
パリ市の住民税は高いですが、こんな所にも使われているんですよ~。
そんな1回目の客足は少なく、豪華な砂と長椅子を堪能したのは、浮浪者達だったんです。。。(´;ω;`)
そんなパリ プラージュも徐々に定着していき、ヴァカンス帰りや子供連れやシニアのお散歩の方々も増え、皆が楽しめる憩いの場となりました。
今年は、ウイズコロナでも結構多くの人が堪能しています。
子供も楽しめる
湿度が無いので、長椅子で心地よい風を受けていると、お昼寝したくなります。
下記は、セーヌ川にあるサンルイ島
今年の目玉は、何と言っても、コロナ無料検査所!
パリ市内では、6月に各区で無料検査が出来たのですが、長蛇の列でした。。。
ですから、私も行ってみたのですが、こちらも長蛇の列!何時間待つか分からない状況。
毎週、300人の人達がここの検査場に来ると今朝のTVニュースでも言っていました。
現在、地方都市や海岸でもかなり検査しています。
下記が、検査所。
しかし、、、、
長蛇の列!
列は、まだまだ続く!
この列は、一体どこまで続くのか!
何時間待つか分からないので、あきらめました。。。。
セーヌクルーズ船が通過。
私もサンルイ島を見ながら一休み。あまりにも心地良い風に、うたた寝。。。
近くで、こんなイチジクの実を見つけました♡
パリ市内は、公園や緑が多いです。
NOTRE PARISノートル パリ