アメリカの子供たち 離婚・再婚・養子 大人びるはずよね | 小さな島の小さな家で  Vashon 島だより

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世界放浪の後、ついに念願の島暮らしを実現。ワシントン州のシアトル対岸の小さな島でリタイヤ生活を始めました。

老陸が2週間も風邪をひいていてるのに優しくなれないマダムです。2週間ですよ!?長いにもほどがあるって!朝っぱらから鼻かんで咳して・・・最初は大丈夫?なんて聞いてたけど今は鼻かみ始めると場所移動するの。だってうつりたくないもん。あ、私は屈強なんで絶対うつらないって自信あるけど。ここ15年ほど寝込むような風邪ひいてないし。

 

で、2日ほどまえから御曹司もついにのどをやられた。大騒ぎで「アーイーの梨のドリンク作る?」とかハチミツレモンドリンク作ってあげたり。旦那と息子でこの違い。仕方ないよね~。

夏前に沖縄のお友達が持ってきてくれたこのドリンクもいい感じ。しょうがの味がちょっときついっていうのでハチミツを入れて。体がぽかぽか。

 

そんな風邪ひいてるくせに、昨日、今一番仲良くしているチームメートを連れて帰宅。老陸が撮った試合のビデオを一緒に見るという名目。ま、いいけど。

流れで夜ご飯も一緒に。彼、お父さんがフィリピンに住んでる。亡くなったフィリピンのおじいさんが空軍トップだったとかで自分もAir Force Academyに行きたいという希望。やる気ある子は大歓迎だよ!あ、ダディはなにやってるか言わないんだよね。ママは一言「He is lazy」(彼は怠け者)って言ってたからフィリピンによくある遺産食い潰しタイプでぶらぶらしてるのかも。

毎年夏はフィリピンでダディと過ごすけど「来年はどうするか決めてない。あの大統領がいるから」って言ってたわ。そうよね~。そこから老陸のアジア外交レクチャーが始まり、おいおいって思ったけど意外と男3人で盛り上がっていた。ほほ~、こんな話ができるようになったのね。成長したわ。お母さん嬉しくて涙が・・・。

 

小さい頃フィリピンで育ったというこの子、タガログ語で話せるのは「僕は白人です。お金持ってない」だって・・・なにそれ?道でカツアゲにあったらいう言葉!?まあ有益なフレーズではあるね。

 

もうひとりの子はロシアからの養子ってこの前初めて知ったのよ。ウラジーミールみたいな名前だったから「ロシアっぽい名前だよね」って小陸に言ったら「だってロシアからの養子だもん」ってさらりと。

お母さん、まだこういうの慣れないわ~。でも去年転校していったもう1人のロシアからの養子だった子に比べたらこの子はちゃんと育てられてる。お勉強はまああれとして、スポーツも年中通しでやっていて冬はスキーもやる健全な男子。すごく素直でかわいい。「去年小陸となんで友達じゃなかったのかわかんないよ。お前サイコー!」みたいなこと言うんだよね。

しかし、もらわれた先によってこうも違うか・・・これもその子の持って生まれた運命なのでしょうか。

 

 

若い牡鹿がきてました。ここ2週間ほど島では狩猟シーズン。そうでもしないと増え続けるからって。キットサップから泳いできたというコヨーテも増えてるらしい。飼い猫の行方不明も何件か・・・この島では猫はうちの中で飼うのがベストです。