j実習2日目も快晴
宿泊地である臨海実験施設から、一路能登空港へ。
奥能登農林事務所の方から、
奥能登の農業についてのレクチャーを受け、
現状と課題、取り組み全体をよく理解できたところで、
現場を見学。
今年も、輪島市小池の棚田集落へお邪魔しました。
ビオトープ見学
↑ 田んぼの畔で楽しそうな学生たち
実はじつは、小池へ行く途中、
NHK連ドラまれのロケ地に立ち寄りました!
↑ これは大沢ではありません。
ただ、移動にやはり時間がかかり、
大沢滞在時間はたった3分。
ご迷惑かけた皆さん、申し訳ありません・でした・・
その後、輪島塗の工房を二つ訪れました。
まずは輪島キリモト/桐本木工所 さん。
輪島塗の特徴、キリモトの取り組みについて
お話をうかがい、作業場を見学。
「東京の大学に在学中の長男さんが
後を継ぐつもりのようだ」、という桐本さんに、
「桐本さんはどうしてこの仕事をすると
決めたのですか?」という質問も。
余談ですが。。。
いつも思うのですが、
この実習は、里山里海の現状と課題を学ぶ
というテーマですが、講師の方々はみな
意志のある生き方、人生の選択をされており、
キャリア教育としてもたいへん意義があります。
(私も毎年のことですが感銘を受けております)
そしてラストは今年も大崎漆器店 さん。
ご主人は、NHK連ドラ「まれ」の監修をされているそうです。
そんな輪島の文化・伝統に精通された方から
直接お話をお聞きできるこの講義、他ではありません。
100年前の岩手産ウルシを見せていただいたり、
ギャラリーでアレコレ手に取ってみたり。
まさに”ホンモノ”に触れる、そんな実習です。
学生さんの参加動機は、
「能登に行ってみたい」と気軽なものが多いですが、
終了後の感想は、
・能登はただののんびりした田舎ではない。
頑張っている人がたくさんいる
・過疎化は仕方がないと思っていたが、
自分も能登のためになにかしたい
・思っていた以上に豊かでいいところ
・たくさんの人に伝えたい
など、能登を身近に感じ、具体的に自分との
関係を考えるきっかけとなったようです。
今年も「里山」と「里海」の実習が無事に終わりました。
お世話になった皆さま
本当に、どうもありがとうございました!