今日は、サスティナブルシーフード研究会 の
セミナーに参加するため、東京にきました。
この研究会は、持続可能で美味しい水産物について考え、
情報発信をすることを目的に、愛媛大学が中心となって設立。
セミナーでは、第一線で活躍するシェフ、メディアの方とともに、
食べ比べをしながら、持続可能な水産物について考え、
影響力のある方々に伝達者となってもらうことを目指しています。
今日は、「養殖ブリと天然ブリの食べ比べ」を通して、
養殖の現状を知ってもらうというテーマでした。
まずは、愛媛大学の野崎先生から、研究会の趣旨説明。
続いて、WWFジャパンの山内愛子さんより、
「責任ある養殖業とASC認証」をテーマに講演。
そして、ブリ養殖の生産者さんからのお話をお聞きして、
テイスティングを行いました。
まずは生で食べ比べ
続いて、焼きで食べ比べ
みなさん真剣です。
外観、カオリ、食感、味わいを評価。
メニューはこんな感じでした。
有名なシェフの方もたくさん。
この方は、銀座レカンの高良料理長。
ティスティングの後は、テーブルごとにディスカッション、
最後に発表。
・やはり天然はバランスがよい、
・天然は保水力が高い
・天然は少しものたりない
などなど、いろんな意見が出ましたが、
私的にいちばん説得力あったのは、
日経エコロジーの方のコメント。
「各人の育った環境、食文化によって感じ方が違う」
だからこそ、持続可能な食文化のために、
多くの人が持続可能な食糧とともに育つ環境をつくっていくことが
大切なんだろうと思います。
金沢で活躍するシェフの方と、
サスティナブルシーフード研究会の能登版をぜひ開催したい
特に、富山湾~七尾湾、能登半島で江戸時代から続く
「定置網」漁法を、環境にやさしい持続可能な漁法として
消費者の方に知ってもらいたい
一緒にやってくれる人、大募集