雨降りの小さな建物で過ごしてた僕は
幼い頃から誰にも近づかれなくてさ
赤ん坊の僕を捨てたあの大人達が
僕は今だって許せなくて大嫌いだったんだ
だから
「大人のいない世界を作ろう?他の誰でもない僕達でさ」
だけどそんな僕の心は認められなくて
「あいつは変わってるから嫌だ」だとか
「そんな事出来るわけないよ」って
言われててさ
暗い
雨に濡れてる僕に
手を差し伸べてくれたのは
「彼女」だけだったんだ
Cry
1人で泣いてた僕は
そんな「彼女」に惹かれていったんだ
ある日気付いたんだ大人は大好きな「彼女」を
どこか遠くの国々へ売り飛ばそうとしてた
「やっぱり大人達は僕らの住んでる世界に必要ないんだ。だから僕がみんなを救うんだ」
だけど
「そんな事あるわけないじゃん。大人は子供の味方なんだから」
やっぱりそんな僕の言葉は認められなくて
「それなら僕が証明してあげる。必要ない大人達を殺してでも」
赤い
絵の具に染まった「奴ら」は
「助けて」とか「許して」と泣き叫ぶばかりで
僕が
手を差し伸べた「彼女」でさえ
「怖い」と僕を遠ざけたんだ
その時僕はふと思ったんだ
「この世界は汚れきってる」って
だってみんな僕を怖がって
いくら僕がみんなを助けても
誰1人僕を認めないなら
「全部殺してしまおう」
赤い
絵の具に染まってく「彼女」を
見下ろす僕の心にはなんにもなくてさ
赤い
絵の具に染まってく僕は
ただ1人で涙を溢した
雨降りの小さな建物で気がついた僕が
最後に見ていた景色は・・・
「彼女」の最期と赤い絵の具だけだったんだ。