「彼女は天国への階段を買っている」
レッド・ツェッペリンの名曲「天国への階段(STAIRWAY TO HEAVEN)」の一節です。
「地獄の沙汰も金次第」
と昔から言いますが、天国行きも金で買えるのでしょうか?
冥銭(めいせん)と言われる死者に持たせるお金があります。
六文銭、つまり昔のお金の一文銭6枚が三途の川の渡し船の料金だったようです。
その六文銭がないとどうなるかと言うと、三途の川の番人のばあさんに衣服を剥ぎ取られるらしいです。
その名も奪衣婆(だつえば)!
ジブリに出てきそうな名前です。
死者の国に入るだけでもお金が必要なんですね(泣)。
そして、戒名(かいみょう)!
戒名もランクによって値段が違いますよね。
戒名がないとどうなるかといえば、浄土に行けるかどうかはわかりませんが、お寺のお墓に入りにくくなるようです。
戒名アプリもあって勝手につけられますが、結局現世のお寺との関係になるようです。
水葬とか鳥葬にするようなら問題ないようですが(別の問題が出てきそう)。
「天国への階段」の彼女はお金持ちで、階段をひとつずつ買ってるらしいのですが、総額いくらになるのでしょうか?
地獄のような値段になりそうですが、ということで、次回は地獄です。
涅槃までまだまだ・・
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