本日、期日前投票2日前の数字が公表された。
まず手始めに期日前投票総数の予想を行う。関係データは次の表に記した。
| R2.7.5投票 | |||
| 選挙人名簿者数 | 今回(14日前) | 今回(7日前) | 今回(2日前) |
有権者比率 0.70% 4.23% 12.02% |
|
||||||
| 期前最終比率 4.76% 28.37% 80.69% | % | % |
(期日前2日目の期日前最終との比率は前回知事選と同じとの予想に基づく。)
以前の報道で期日前投票が前回を2.5万票上回るかと報じられた。この報道には何の根拠もないが、事前告知と捉えて採用しよう。
すると次のような試算が成立する。
|
期前最終予想 |
1,731,810 |
有権者比率 |
15% |
有権者数11,468,938 |
この予想期日前投票総数は前回知事選の同数1,708,195票にほぼ2.5万票を上乗せした数値となる。
次にこの予想期日前投票総数から推測される最終得票数は以下の表のとおりとなる。
|
期前最終予想 |
期前/投票 |
予想投票数 |
予想投票率 |
引用時点 |
|
1,731,810 |
25.08% |
6,905,144 |
60.21% |
H28知事選 |
|
1,731,810 |
20.34% |
8,514,307 |
74.24% |
H26知事選 |
|
1,731,810 |
29.41% |
5,888,507 |
51.34% |
R1 参議選 |
|
1,731,810 |
37.44% |
4,625,561 |
40.33% |
H29衆議選 |
維新は前回の参議選で48万票を獲得しており、小野は50万票程度、小池は自公票の積み上げて280万票と想定する。
その上で上記表を解説すると、
①最上段は前回知事選の期日前と投票総数との比率を用いて投票総数を導出すると、投票率は60%で投票総数は690万票となる。
このとき小池・小野及び泡沫10万票を除くと残り350万票程度を宇都宮と山本太郎で痛み分けとなるため予断を許さない状況となる。仮に宇都宮が150万票以上をを獲得すれば山本は小池に届かないことになる。
②二段目は前々回の知事選の期日前と投票総数との比率を用いて投票総数を導出すると、投票率は74%で投票総数は850万票。
このときは小池は300万票を超えず、宇都宮を100万程度で抑えられれば、山本太郎は400~450万票を獲得し勝利するだろう。
③三段目は昨年参議選における期日前と投票総数との比率を用いて投票総数を導出すると、投票率は前回知事選と同じく51%で投票総数は590万票。山本太郎は150~160万程度で小池に及ばない。
④四段目は近年最も期日前投票比率の高かったH29衆議選の期日前と投票総数との比率を用いて投票総数を導出すると、投票率は40%で投票総数は460万票。実は小池、自公サイドはこの低投票率を目論んでいたものと考える。このときは小池が250万票に落ち込んでも、宇都宮100万票、山本50万、小野50万の最悪のシナリオとなる。
過去2回の視点を変えたアプローチによる各候補者の得票予想に上記内容を加味して総合的に判断すると、今回知事選の最大の鍵は“投票率”である。最低でも投票率が60%を上回り、かつ山本が宇都宮の組織票170万票から100万票を奪い取り、前回知事選からの上乗せ10%の100万票をほぼ手中に収めることができたならば十分に山本太郎に勝機は生まれることに希望を込めて記すこととする。