昨日、都議補欠選とともに都知事選が行われた。

 結果は小池の圧勝であったが、投票率の低さが当初より報道されており、低投票率で組織票で小池圧勝の図式は容易に想像できた。

 では結果を振り返ってみよう。

 

  R2 投票率 55.00%  
  候補者名 得票数 得票率 党派名
 
1 小池ゆり子     3,661,371 59.70%     無所属
2 宇都宮けんじ       844,151 13.76%   無所属
3 山本太郎         657,277 10.72%   れいわ新選組
4 小野たいすけ         612,530 9.99%   無所属
5 桜井 誠         178,784 2.92%   日本第一党
6 立花孝志           43,912 0.72%   ホリエモン新党
7 七海ひろこ           22,003 0.36%   幸福実現党
8 後藤てるき           21,997 0.36% (略称)トランスヒューマニスト党
9 沢 しおん           20,738 0.34%   無所属
10 西本 誠           11,888 0.19%   スーパークレイジー君
11 込山 洋       10,936 0.18%   無所属
12 平塚 正幸            8,997 0.15%   国民主権党
13 服部 修            5,453 0.09%   ホリエモン新党
14 斎藤健一郎            5,114 0.08%   ホリエモン新党
15 市川ヒロシ            4,760 0.08%   庶民と動物の会
16 内藤ひさお            4,145 0.07%   無所属
17 関口 安弘            4,097 0.07%   無所属
18 竹本 秀之            3,997 0.07%   無所属
19 石井 均            3,356 0.05%   無所属
20 長澤 育弘            2,955 0.05%   無所属
21 押越  清悦            2,708 0.04%   無所属
22 牛尾 和恵            1,510 0.02%   無所属
  6,132,679 100.00%  

 

  順位に沿って列挙したのが上記表である。小池は各区割り合計との相関係数は0.995でほぼ全区割りで60%の得票を獲得している。

  より詳細の区割りの統計分析は後日紹介することにする。

  この結果について、従前の第1回予想では50%程度の投票率で小池が250万~300万票程度としたが、今回の結果は投票率55%で360万票を超えている。明らかに高すぎるように感じる。そこでこの結果に類似した過去の都知事選を見てみよう。

  当時、様々な物議を醸しだした衆議選と同時に執行された平成24年の猪瀬が前代未聞の430万票を獲得した選挙である。この投票率は63%で今回の選挙に比して投票率は8%高い。そこで猪瀬は67%の得票率で、2位の宇都宮以下5位の中松までを合計した得票率は30%となり、猪瀬の半分にすら満たない。

  一方、今回の選挙においては2位の宇都宮以下4位の小野までを合計すると小池の得票数の半分強となる。宇都宮の得票数を単純に投票率の比率で割り戻すと851,322票と今回得票に近似する。小野の得票数は全回R1参議院選比例区(投票率51%)の維新の得票数を投票率の比率で割り戻すと52万票、山本の得票は同様にれいわに左派小政党を加えると58万票となり、小野、山本ともに10万票上乗せされた形となる。

 

H24 投票率 62.6%  
候補者名 得票数 得票率 党派名
猪瀬 直樹  4,338,936  67.35%  無所属
宇都宮けんじ   968,960  15.04%  無所属
松沢しげふみ   621,278   9.64%  無所属
笹川 たかし   179,180   2.78% 都民のくらしを守る会
中松 義郎   129,406   2.01%  無所属
吉田 重信    81,885   1.27%  無所属
トクマ    47,829   0.74%  幸福実現党
マック赤坂    38,855   0.60%  スマイル党
五十嵐政一    36,114   0.56%  無所属
6,442,443  100.00%