皆さま、こんにちは。
ハラスメント協議会でございます
ここ最近、毎日局地的な雷雨が全国で発生しており、
台風9号や10号も沖縄や九州地方などで
猛威をふるっていますね
ついこの前までは、
「今年は台風来ないのかな~」なんて思っていましたが、
どんどん発生し、今年もまた大きな被害がどこかで出るのではないかと
怯えてしまいます
いざというときにきちんと対応できるよう、
防災グッズや避難場所の確認など
今できることをやることが大切ですね
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さて、本日はカラハラ(カラオケハラスメント)をご紹介します。
カラハラとは、職場での立場を利用して
「歌いたくない」と言っている人に対して、
歌うことを強要するなどの嫌がらせを指します。
二次会の定番でもあるカラオケは、
好きな人にとっては何時間でも楽しめるものですが、
苦手(嫌い)な人にとっては苦痛な時間かもしれません。
また、友人や家族など気の知れた人とは行けるが、
職場や取引先の人など仕事関係の人と行くのは苦手(嫌)
という人もいるかと思います。
カラハラの多くは、
仕事関係の人とのカラオケで起こりやすいでしょう。
カラハラの例として以下の3つを挙げてみます。
①歌が得意ではない人に対して、その人の意見を無視して職場上の立場を利用し歌わせる
例)ノリが悪い奴だな。何か歌って盛り上げろよ!
②デュエット曲を勝手に入れられ、無理やり歌わせる
デュエット中に肩を組んできたり、手をつながれる
例)上司の俺と歌いたくないというのか!
密着して歌ったほうが雰囲気がでていいじゃないか。
③○○さんがカラオケで歌わないことを知った上で、仲間はずれにする
例)○○さんを呼んでも歌わないし、盛り下がるから二次会のカラオケには来ないでね。
カラハラ自体に違法性はありませんが、
カラオケが苦手な人を呼んでも呼ばなくても、その対応や理由によっては
ハラスメントに該当する可能性があるので注意が必要です
さらに、①のカラハラはパワハラにもあてはまり、
②のカラハラはセクハラにもあてはまる場合があります。
カラオケという楽しい場だから何をしても許されるとは思わず、
どんな時も相手を不快にさせる
行動や言動には気をつけましょう!
カラオケが苦手な人もいることを理解することは
カラハラ防止となるでしょう。
”カラオケは苦手で歌は歌いたくないけど、
みんなと同じ空間に居て、一緒に盛り上がりたい”
と思っている人もたくさんいます。
カラオケで歌わない=ノリ(付き合い)が悪い
と勝手にレッテルを貼ることはやめましょう。
今はコロナウイル防止の観点から
大人数で密室でカラオケを楽しむことは控えられているので、
カラハラ被害は少ないかと思いますが、
コロナが落ち着き、今まで通りカラオケを気軽に楽しめるときが来たのならば、
自分がカラハラ加害者にも被害者にもならないよう、
気を付けながら楽しみましょう
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!