落語は大きくふたつに分類され、江戸落語、上方落語がある。簡単に言えば江戸落語が東京、上方が大阪、京都。

落語は好きで、寝る前に良く聞いている。

特に個人的に立川談志の人情噺を良く聞いている。

他にも、志ん朝だの、古いので言えば志ん朝の師匠の志ん生とか。

大体YouTubeとかでいつでも聞けるからジジイくさい趣味だけど、面白い。

好きな噺は、らくだ、人情八百屋、死神、品川心中、結構大作と言われるメジャーな噺が好き。


大体、みんな落語と言えば寿限無で、前座がやる落語だが、普通に前座と、真打がやるものでは全然違う。


落語にはさげ、いわゆる落ちがあり、落語家によって微妙にさげが変わる。

噺のの行程としては、マクラ、本題、さげ。

マクラは導入みたいなもんで、その日あったことととか、本題に繋がるような話から入る。

ここはけっこーアバウトで、面白い人のマクラはやっぱり面白い。





立川談志の12番弟子か13番弟子か忘れたが、志らくって人は最近よくテレビにコメンテーターで出てる。

立川談志は笑点を作った人。

あんまり知られてないけど、初代の司会でもある。


落語家は前座、二つ目、真打ちと昇進していく。

真打になって一人前で、前座とかでは一人会とかはできない。

談志は人間国宝の柳家小さんの弟子で、柳家小三治の兄弟子にあたる。

落語をすることに関しては若くして天才的だったらしいが、いかんせん、反抗しまくりで、破門になる。

破門になり、立川一門を立ち上げ、家元制かなんかを作り、毎月弟子から金を徴収するというなかなかクレイジーな人である。

弟子で有名な人は3人、志の輔、談春、志らく。

談志はとっくに亡くなっている。


談志にはとっておきの落語、芝浜という名作が評価されている。

何年のどこでやった高座だったか忘れたけど、伝説の芝浜と呼ばれるほどの大作がある。

むかしそれを初めて聞いた時は落語ってすげぇと思った。

是非YouTubeで探したらあると思うので皆さんも聞いてほしい。

泣ける噺。


芝浜

昔はシャキシャキ働いてたおっさんが、急に仕事が酒でだらしなくなる。

ある日、浜で財布を拾う。

その財布には大金が入っていて、有頂天になり、帰宅するが仲間呼んでドンちゃんして眠りについてしまう。

女房に起こされた主人は、昨日は何故、そんなに酒を頼んで、みんなで騒いだのかと問い詰められる。

いやいや、財布払ったんだからそっから金払えばいいだろうと言うが奥さんはちんぷんかんぷん。

なんと、財布を払ったのが夢で、ドンちゃんしたのが現実という最悪の事態。


そこから改心して、酒を断つ。

三年たって一生懸命働き借金も返済した大晦日、奥さんから大事な話があるから聞いてくれと言われる。

なんだ?と聞くと、一つの財布を渡される。

なんのことか思い出せない主人、泣いている奥さん。

なんと、この財布は3年前夢で拾った財布だった。

奥さんが仕事に集中してもらいたいがために夢だと嘘をついて財布を隠してたのである。


奥さんは怒られると思って泣いているが、主人は逆に頭を下げてお互いいい感じの雰囲気。

和解。


除夜の金が鳴り響く。


ゴーン


三年絶った酒でも飲む?と、奥さん。


お、いいね!飲もう!と主人。


やめとこう、また夢になるといけねぇ。

↑サゲ


これは感動するから是非談志で聞いてほしい。