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だから、ここに来た!

gooブログから引っ越しました!
英国旅行記の他、映画や音楽、テレビドラマ、演劇のレビューを中心にお贈りしております!

■2025年3月6日(木)■ 

帰国の日。
朝出発の便だったため、早朝に起きなければいけませんでしたが、

思いのほか早く起きてしまいました。
ロンドンにいるときは時差ぼけのせいか割と早い時間に起きてしまう…

最終的なパッキングを終えてフロントへ。
チェックインの時にはコンベンションで混雑していたので、

ゆっくりロビーの様子を見ることが出来ませんでしたが、
早朝は人がいなくてゆっくり見渡せました。

空港近くのホテルには初めて宿泊しましたが、やはりロビーが広いですね。

カフェや売店も充実しています。

かといって、のんびり過ごす余裕はないので、またバスに乗って空港に向かいます。

さすがに早朝の空気は冷たい…
他にも待っている人はいるけれど、なかなか来ないバスを待つのもちょっと寂しい雰囲気。

しかし乗ったらすぐに空港ターミナルに到着。

お馴染みのジョンストンフォントも見納め。

帰りもJALの直行便。あらかじめオンラインチェックインをしておきましたが、
到着してからも、端末でオンラインCIしてない時と同じ操作をしたから、
いまいち前もってチェックインしておく意味が理解出来ていない…

 

とにかく早くゲート近くまで行きたいので、手荷物検査をすぐに済ませ、
残りの時間は追加のお土産の物色に費やします。

とりあえず(王室御用達ではなくなってしまいましたが)キャドバリーのチョコはまとめて購入。
職場の先輩にリクエストされていたお土産のチャームや、ウィッタードの紅茶セット、
自分用にレジ横で見つけたモルトンブラウンのサニタイザーも購入。
モルトンブラウンはもっと買っておけばよかったな。

一通りお土産を見終わったら登場ゲートへ向かいます。
今回は登場ロビーのような場所ではなく、待合室のようなスペースになっていました。

帰りの機内食は亀田のおつまみと梅酒から。

よくどの航空会社の機内食が美味しいとか話題になったりしますが、

私は今のところJALが一番です。
日本人だから味噌汁出されるだけでホッとしてしまう。

カチコチのアイスは英国製。

 

でも種類も量が多くて、最後はパンを残してしまった…

そんなわけで、今回の旅が無事終了したのですが、
帰りの機内で珍しく切なくなって涙したりしました。
こんな状態になったのは2012年に初めて渡英した時と、
2015年にマークの出待ちでうまく話せなかったことを嘆いた

(しかしその後に温かいお返事をもらった)時以来です。

 

まず、今回観劇した”Inside No.9 Stage/Fright”でいかに自分が英国のコメディが好きなのか、
そしてスティーヴとリースが好きなのかを再確認したことと、
久しぶりに親友に再会して、その大事さと我々の間にある距離を思っての

心の動きだったのだと思います。
観劇も控えめにして、留学時によく行ったロンドン中心部の店や場所を

ゆっくり見ることが出来たのもよかったです。

そして今回は前回宿泊出来なかった憧れのホテルにあちこち泊まることが出来、

とても貴重な滞在になりました。


次回にここまで贅沢が出来るとは思えませんが、

まだ新しい場所と慣れ親しんだ場所を巡れるといいなと思います。

■2025年3月5日(水)■ 

翌日が帰国の日でしたが、出発は早朝だったので、実質この日が最終日。
やはり(持病の影響もあり)体の疲労があったので、

チェックアウト後に荷物をホテルに一旦預けて、
お土産を探しつつ、周辺を散歩することにしました。

ホテルの裏にある中華街はちょうど春節の時期で赤い鮮やかな提灯で飾られています。
この中華街はレストランだけでなくパン屋さんやケーキ屋さんもたくさんあります。
そこで、この日のお昼は中華街の総菜パンを買い食い。

 

 

 

 

ヌテラ入りたい焼きとカレーパン。
たい焼きはちょっと並べば焼き立ても売っていますが、これは陳列されていたもの。
ヌテラ入りというのがロンドンぽくていいですね。
中華街ではこの日の夕食用にビュッフェ弁当(£5)を持ち帰り。
これも留学時代によく買って帰ったものです。

そして、見に行った劇場に名残惜しくお別れを言いに行ったりして…

前日と同じく、劇場の裏を通ってコヴェント・ガーデンへ。
ベンチでパンをむさぼってから、お店をあちこち巡りました。

この周辺では、セブンダイヤルズの露店でラベンダーのポプリを買ったり、
ジュビリーマーケットで家族に部屋着用の格安トレーナーをお土産に購入。

後は空港で買えばいいかな…

スーパーで友達お薦めの食材を購入した後は、
意外と入ったことがなかったホテルの1階にあるM&Mショップへ。

チョコそのものやアパレルグッズだけでなく、
ロンドンならではの楽しい入れ物がたくさん置いてあって、

見てるだけでも楽しかったのですが、
最近太ってしまい、チョコを大量購入するのは罪悪感があったので、

ここは購入をグッと我慢…

 

十分にレスタースクエア周辺を散策した後は、荷物を受け取り、
日が暮れる前に最後の宿泊地であるヒースロー周辺のホテルへ向かいます。

空港から近いので、お高めなホテル用送迎バスを使わなくても
空港のロータリーから普通のバスに乗って2駅ほどで到着。

 

ホテルに入るとWaterstoneのコンベンションが行われていたのか、
ロビーに人がたむろしていて、なかなかフロントスタッフを捕まえられなかったのですが、
何とか自分の番が回ってくると、

なんとクラブラウンジアクセス付きの部屋にアップグレードしてくれました。
「いいんですか? 私プラチナ会員とかじゃないんですけど!?」

としつこく確認してしまった…
どうやら混雑していたのはロビーだけで、宿泊者自体は余裕があったみたいです。

 

ホテルの階数自体は4階建てなので、ラウンジフロアも最上階の4階。
窓が汚くはあったけど、お部屋自体はかなり快適でした。

アメニティはTOKYO MILKというブランド!

早速ラウンジに向かおうとすると、ほとんど建物の反対側にあるらしく、

迷路のようでなかなか辿りつけない…

ようやく入口を発見してカードキーで中に入ると、
かわいらしい女性スタッフが挨拶しに来てくれて、オードブルセットを希望か確認されました。
クラブラウンジだとビュッフェスタイルで軽食を用意しているところが多いですが、
このホテルはあらかじめメニューを用意して提供してくれるみたいです。
そしてワインやシャンパンも無料で提供!
朝食代もラウンジ代も払っていないのになんと贅沢な!!


しかも窓からの眺めはランウェイビュー!

離陸するジェット機を眺めることができます!

案内された席は窓際ではありませんでしたが、後から空いた席に移ることが出来ました。
そして、用意されたオードブルもサンドイッチやピリ辛のチキンにケーキもついておしゃれ!

ビュッフェだと無理して大量に食べてしまいがちですが、腹八分目のちょうどいい量!
ワインもなくなると先程のスタッフがこまめにおかわりを確認して注いでくれます。

ここは天国か!

もちろん、コーヒーマシンやジュースも置いてあるので、ちょうどいい酔い覚ましになります。
紙コップもあるから、客室への持ち帰りも可能ですね。

窓際の席に移り、ワインを飲みながら飛び立っていく飛行機を眺める私。
まさか最後の最後でこんな贅沢なひと時が味わえるとは思いもよりませんでした。
飛び去る飛行機を動画で撮影しようとしてもなかなかうまくいかなかったけど(汗)、
脳内の思い出にはしっかりと刻まれた一夜でした。

最後の記事に続く…

■2025年3月4日(火)続き■ 

 

中華街で夕食を取った後は、コヴェントガーデン方面へ。
セントマーティンズコートからニューロウ。ここは今回特に何度も行ったり来たりした道。

 

 

劇場やレストランを眺めながら夕方のウエストエンドを歩くのはそれだけで心が躍ります。

 

 

そしてコヴェントガーデンをそのまま突っ切った先にある目的地はドルリーレーン王立劇場

 

 

ここでトム・ヒドルストンヘイリー・アトウェル出演の「から騒ぎ」を観るのです。

 

Much Ado About Nothing

Much Ado About Nothing

Tom Hiddleston is Benedick and Hayley Atwell is Beatrice. Two of their generation

LW Theatres

 

前日に見た"Inside No.9 Stage/Fright"でもネタにされていた
「サンセット大通り」が話題だったジェイミー・ロイドによる演出。
何か他にも舞台が見たいと探していたところ、

出発前に評判も良く、楽しそうな演出の評判を見てチケットを購入。
シェイクスピアなら予習もしやすいと思ったのですが、

結局あまり予習はせずに劇場へ向かうことになりました。
(飛行機の中で「から騒ぎ」を元にした映画「恋するプリテンダー」は見ましたが。)

 

「から騒ぎ」というと、ドクター・フーファンとしては

デヴィッド・テナントとキャサリン・テイトの共演を思い出します。
日本では今年(2025年)三谷幸喜が翻案を上演する予定だったりしますね。

 

ヘイリー・アトウェルはマーベル作品等の映画作品でもちろん見ていましたが、

舞台で見るのは初めて。
トム・ヒドルストンの舞台は、実はこれまで何度か生で見る機会がありました。

 

2013年は、ドンマーウェアハウスでのシェイクスピア劇コリオレイナス
2019年は、ハロルド・ピンター劇場でのPinter at the Pinterシリーズの締めくくりとなった「背信(Betrayal)」
「背信」も同じくジェイミー・ロイドの演出。

トムヒが奥さんのザウイ・アシュトンと共演した作品でもあります。

それだけではなく、「キングコング 髑髏島の巨神」で来日していた時に歌舞伎町のイベントで姿を見たり、
コミコンで撮影のチケットは持っていないけれど遠目で姿を見ることが出来たりと、

申し訳ないぐらいにトムヒ運が良い私です。

 

しかしトムヒの出待ちはいつも長蛇の列なので、いつも遠目で冷やかして終わります。
今日も並ばずに遠目で拝見する予定でしたが、一応ステージドアの場所を事前にチェック。
ラッセルストリート沿いの端にありました。

 

ドルリーレーン王立劇場は、大好きなリーグ・オブ・ジェントルマンが

2001年にライブを行った場所でもあるので、
一度は行ってみたい劇場の一つでしたが、今までなかなかそのきっかけを持てずにいました。
ヴィクトリア&アルバート博物館にも劇場の模型が展示されていたりして、
内部も立派な劇場なんだろうなーと憧れていたものです。

 

入口でEチケットを見せて劇場に入ると、
まずバッキンガム宮殿の近衛兵のような

真っ赤なコートに身を包んだ劇場スタッフが目に入りました。
全てのスタッフが同じ格好をしているわけではないですが、

エントランスホールはこの制服を着用しているみたい。
カッコ良すぎるだろ…

Theatre Royal Drury Lane reveals brand new Red Coat uniforms by Charles Jeffrey | Official London Theatre

Theatre Royal Drury Lane reveals brand new Red Coat uniforms by Charles Jeffrey | Official London Theatre

Theatre Royal Drury Lane's auditorium is not the only thing getting a makeover! Check out the edgy new Red Coat uniforms designed by Charles Jeffrey.

Official London Theatre

 

そして奥に進むほどにびっくり。まるで劇場全体が博物館みたい。
中央のバーカウンターは吹き抜け。カウンターを囲むように
シェイクスピアやドルリーレーンの支配人だった

デイヴィッド・ギャリックらの彫像が並んでいます。

 

 建物内はこのバーのある中央を挟んで、キングサイドとプリンスサイドと別れていて、
どちらも立派な大階段があります。

 

About The Theatre Royal Drury Lane | LW Theatres

 

階段ホールには絵画が飾られていて、

よくみるとシェイクスピア劇をモチーフにしたものでした。
例えばこれは階段脇のスペースに飾られていた「テンペスト」

 

そしてもちろん「ハムレット」「ロミオとジュリエット」も。まるで美術館です。

 

直前に予約したので残席が残りわずかでしたが、

グランドサークルの比較的リーズナブルな良席を購入しました。
(それでもチケット代は£89。この時期のレートは£1=約200円。涙)
劇場に入ると、美しい紋章の入った深紅の客席が。

 

余裕を見て入場したので、到着した時にはまだお客さんも少なかったのですが、
劇場内では大音量でダンスミュージックが流れ続け、

舞台脇のライトが激しく回り続けていました。
お客さんが入ると→みたいな感じ。圧倒的に女性が多いです。

 

開演が近づくと他の劇場でもあるように

「上演中撮影禁止」のプレートを持った劇場スタッフが出てきますが、
この公演は劇場スタッフが音楽に合わせてノリノリでダンスしていて、
掲示の時間が終わると拍手が起こっていました。

 

舞台美術はご覧の通り、ピンク色の紙吹雪が大量にあるだけ。
役者が使うのは主にシンプルな椅子やテーブルくらい。
その分仮面舞踏会のシーンで使われる動物の頭や、大きなハート型のバルーンなど、
時々出てくるその他のセットや小道具がより印象に残ります。

 

「から騒ぎ」は簡単に言うと、メッシーナの知事の娘ヒーロー(Mara Huf)と

彼女に一目惚れしたクローディオ伯爵(James Phoon)、
独身貴族のベネディック(トムヒ)と知事の姪ベアトリス(ヘイリー・アトウェル)、
この2組を、男性2人の主人である大公ドン・ペドロたちが

くっつけようとあの手この手で画策するお話。
一方でドン・ペドロを憎む異母弟ドン・ジョンは反対に2組を仲違いさせようと企みます。

Much Ado About Nothing review – Tom Hiddleston and Hayley Atwell crackle in a party of pink

Much Ado About Nothing review – Tom Hiddleston and Hayley Atwell crackle in a party of pink

With a chemistry that is as bright as the modern-day costumes in this weird and wonderful show, the actors turn Shakespeare into a giddy house party cum modern r...

the Guardian

 

冒頭からマーガレット役のメイソン・アレクサンダー・パークの歌に合わせて
とにかく出演者全員全力で躍りまくってて、

「あれ、ミュージカル見にきてたんだっけ…?」と錯覚しそうなほど。
トムヒもヘイリー・アトウェルもびっくりするほど激しく腰を振りまくってダンスしてました。

Much Ado About Nothing, Theatre Royal Drury Lane review: Tom Hiddleston and Hayley Atwell star in the show of the year

Much Ado About Nothing, Theatre Royal Drury Lane review: Tom Hiddleston and Hayley Atwell star in the show of the year

Jamie Lloyd’s Tom Hiddleston and Hayley Atwell-starring take on ‘Much Ado’ is ridiculous, audacious and absolutely phenomenal

Time Out London

 

ベネディック役のトムヒは観客にシャツをはだけさせながら愛想を振り撒いたりして、
その度に観客から「ヒュー!」と歓声が上がります。

 

知事のレオナートとドン・ペドロとクローディオがベネディックに聞こえるように
ベアトリスがベネディックに好意を持っているという噂を話すところは、
三人に気づかれまいと、大量のピンク色の花びらに体を床にピッタリと硬直させ

身を埋もれさせたかと思うと、
だるまさんが転んだのようにズサー!っと頭から滑り込んで紙吹雪の山に飛び込んだり、
ピンクのハートのバルーンの下から潜り込んで頭だけ突っ込んで、
大きなハートの頭が乗っているような状態で直立不動になったり、
とにかくコミカルな動き盛りだくさんで、

トムヒってこんなにコミカルな役も上手いんだ!と驚きました。

Tom Hiddleston and Hayley Atwell bring unabashed pink-hued party perfection to Much Ado About Nothing

Tom Hiddleston and Hayley Atwell bring unabashed pink-hued party perfection to Much Ado About Nothing

You won’t need rose-tinted spectacles to bask in every minute of this disco-tastic, all-singing, all-dancing take on Shakespeare’s much-loved romantic comedy at ...

Tatler

 

それにベアトリスとベネディックが相手のことを話す時に、
ヘイリーはロキの等身大パネルを、

トムヒはペギー・カーターの等身大パネルを舞台に持ち込んできたり。
ここでもどちらも際どい腰振りをしてて、SNSにその動画が拡散されていましたが、
(本編盗撮して拡散すんなよ、おバ●!と思いましたが、)
仮面舞踏会でもヒーローがはっきりとセッ○スそのものの動きをしていたり、
大丈夫かなと思うような刺激的な身体動作やダンスが多かったです。

 

カーテンコールもトムヒとヘイリーを中心にダンス。
最後の最後まで、演劇を見にきたというよりは、ショーを見にきたような、
大量のピンク色のエナジーを浴びた一夜でした。

劇場から出ると、やはりSDから長ーい列が出来ていて、なかなか道に出ることができないくらい。
これから並んでもとてもサインなど貰えやしまい…。

そこで、ふと向かいの劇場を見ると、あ!フォーチューン劇場!
オペレーション・ミンスミートって向かいでやってたんだ!

私は前回、予定が詰まっていて出待ちできなかったのを思い出し、
急遽、「オペレーション・ミンスミート」のキャストの出待ちをすることにしました。
マイへスター=Christian Andrewsに会いたかったのです…


しかし、何も話す言葉も用意していなかったので、
実際に会えた時には「2年前にあなたを初めて見たんです!」
「前回来た時は言えなかったんですけど、応援してます!」くらいしか言えず、
なんかめちゃくちゃ恥ずかしかったです…
でもクリスチャンは見た通り、物腰柔らかく優しかった…
しかもその前に出てきた他のキャスト3人も快くサインをしてくれて

(この夜に見たわけじゃないのに)感激しました。

 

ありがたい気持ちとサインしてもらったノートを胸に、劇場を後にしようとしたら、
ちょうどサインに応じるトムヒもチラ見出来ました!

旅日記はもうちょっと続きます。