実はここ2年ほどグローバルな活躍をする音楽グループXGにハマっています。
一時期、出勤時にK-POPをよく聴いていたのですが、
シャッフルして聞いていた中にXGの曲も流れてきて、
しばらく経ってから実は全員日本出身のグループだと知ったのでした。
“Woke Up”がリリースされた時が特に衝撃的で、
それぞれの英語ラップスキルは勿論、MVで最年少メンバーのCOCONAが丸刈りを披露したのもインパクトがあり、
丸刈りカッコいい!とすっかり夢中に。
これまで女性が中心のアイドルグループを好きになったことがなかったのですが、
その圧倒的なパフォーマンス力と鮮やかなダンスフォーメーション、
奇抜で個性的、唯一無二な世界観の衣装やMV、
それに舞台裏で見せるメンバーのやんちゃで賑やかな20代らしいノリも可愛らしく、
何気にライヴもこれまで名古屋や東京ドーム、代々木体育館に足を運んでいます。
今年、日本ツアー公演中に彼らの育ての親である
プロデューサーのSIMONがコカイン使用容疑で逮捕され、
今後の活動が危ぶまれましたが、海外ツアーはこれからというところで、
新曲のリリースはないものの、グループ自体はますます海外の活躍の場所を広げています。
最近で印象的だったのは、英国のウェンブリースタジアムで行われたイベントSummertime Ballへの出演。
ウェンブリーといえばマイケル・ジャクソンやクイーンなどなど、
名だたるスターがライヴを行ってきた聖地ですが、
日本人グループでウェンブリーの舞台に立ったのは彼らが初めてとのことで、
持ち曲2曲と併せてSweet Female Attitudeのカバー曲”Flowers”を披露し、
堂々と英国の観客に存在感をアピールしていました。
このカバーはとても相性がよくて私も何度も聴き直しています。
そのSummertime Ballに出演した後にBBCの取材を受けていたらしく、
そのインタビュー記事が6月20日に上がっていました。
BBC News World ならともかく、UKの記事として
日本人アーティストに関わる話題が出てくるのはかなり珍しいので、
XGが現地でも注目に値する存在になってきた証明では?と思います。
私も興奮して、これは全部読まねば!となりました。
以下、拙訳です。
毎晩、舞台に上がる前に、ポップグループXGの7人のメンバーは輪を作り、手を重ね合わせる。
リーダーのジュリンが「Hesono」と叫ぶと、他のメンバーが「Oh!」と叫び、手を空へ投げ上げる。
これは公演前の儀式というだけでなく、コールに隠れた特別なメッセージがある。
「Hesono-o」は日本語でへその緒を意味する。
生まれながらの宿命や運命を意味することもあり、彼らにとっては絆の強さを表すフレーズでもある。
「私たちはとても強く繋がっていて、いつも同じことを考えています」と最年長のチサは言う。
「はじめの頃、私は実際に私たちがへその緒で繋がってる夢を見たんです。母親と子供みたいに。
それで、私たち独自のアイディアとして提案したんです。みんな『すごく新しいし面白いね』と言ってくれて、『Hesono-o』のコンセプトが生まれたんです」
ウェンブリースタジアムで行われたキャピタルラジオのイベント「Summertime Ball」のデビューを(雨に濡れながらではあるが)大成功させた後、グループはBBCに語った。
7人のメンバー(マヤ、ジュリア、ヒナタ、ハーヴェイ、ココナ、チサ、そしてジュリン)は全員鮮烈なネオンカラーの衣装に身をまとい、フェイクファーの房や複雑なベルトのバックルが爆発している。
ココナは「ロックスター」と書かれたネックレスを身に着けている。
ハーヴィーはたくさんのバングルを付けていて歩くたびにカタカタ鳴らしている。
皆がそれぞれ独自の色を持っているが、動きは一体。彼らの友情ははっきりと見える。
質問に答える際も、代表者を決める前に輪になって相談をする。
これは10年以上前から築かれた繋がりで、当時メンバーには10-11歳の者もいた。
メンバーは2016年に日本全国から集められた何千人もの候補者の中から選抜された。
21人がトレーニング資格者として選ばれ、寮生活を共にし、朝から晩まで歌やダンス、複数の言語の会話を学んだ。
そのスタイルは厳しいものだった。ドキュメンタリーではグループの日常をとらえており、トレーニング生は寮生活の写真をSNSに投稿して叱責されていた。
「そんなことをしていたら尊敬を得られない」
指導者は十代の彼らを𠮟りつける。
その他のシーンでは、彼らが体調不良や涙が出るまでスクワットをする様子も映し出された。
「人生で一番つらくて困難な経験でした」とマヤは語る。
「体力面でも精神面でも自分との戦いでした」
今、チサはトレーニングを「生き残るのに必死」だったと振り返る。
候補生がチームに分けられて、ようやく姉妹のような絆が芽生えた。
「いい意味で、お互いを励まし高めあったので、それぞれのチームが本当に団結していました。
トレーニングの半ばから終わりにかけては旅行をしたり、小さな運動会を開いたり、一緒に出掛けることも多くなりました」
「みんなで映画を見るのも大好きでした」とヒナタが続ける。
「特にホラー映画。毛布の下で身を寄せ合って、一緒に怖がりました。本当の姉妹みたいだったんです。その感じが私は大好きでした」
5年の努力の末、2022年のデビューシングル”Tippy Toes”で彼らは公に登場した。
ミニマルなヒップホップのビートに乗せたこの曲は、ラップのフロウからメロディアスなヴォーカルのリフへ流れるように変貌する能力を見せつけた。
「私たちは遊びに来たわけじゃない、支配しに来た」とジュリアは歌う。
彼らはグループのラップライン(ジュリン、マヤ、ハーヴェイ、ココナ)がアレサ・フランクリンの「One Step Ahead」やロザリアの「Saoko」を含むサンプリングのパッチワークで三か国語の応酬を見せる2022年の「Galz Xypher」でそれを有言実行してみせた。
TikTokでは何千ものリアクション動画が生み出されるヴァイラルヒットとなり、
YouTubeでは4900万回の再生数を獲得した。
元気いっぱいな「Shooting Star」や大言壮語な「Woke Up」等、
その後のリリースを通じて、SFの世界観としなやかな90年代R&Bを融合した音楽のヴィジョンを形成した。
2025年までに彼らのCoachellaでの出演が決定、ラインナップの中で唯一の日本人出演者であった。
「今見返しても鳥肌が立ちます」とマヤは言う。
「『ヤバ!またあのステージに立つために頑張んなきゃ』ってなるんです」
続きは後日…






































