手書きの解答・解説をつくっています。
オリジナルのプリントは勿論ですが、生徒用解答がついているテキストや入試過去問でも、
特に理科や数学は途中式や筆算、用いる公式やその覚え方まで詳細に書き込んだものを作っておき、
生徒が疑問点を解決するときの手助けとなるよう用意してあります。
私は学生時代、物理がとても苦手でした。授業を聞いても先生の言っていることはほぼほぼ理解できず
お手上げ状態。
困ったあげく、クラスで一番賢い友人のノートをコンビニでコピーさせてもらい、それで試験勉強をさせてもらっていました。
(その節は有難う、M君。今では新日鉄のホープ。)
この友人のノートがとってもわかりやすかったのです。ノートには授業中に板書されたものだけではなく、友人なりの解説、ポイント、詳細な計算過程、目立つように書かれた公式などなど。
正直、「授業うけなくても、これと教科書があればいいじゃん!」と思ってしまいました。
そんな自分の経験もあっての手書き解答の準備、です。手間と時間はかかりますが、それだけの効果はあります。
テキストや問題集の解説は、掲載スペースの問題で必要最低限のものしか書かれていないことが多いですし、
途中式なども省略されていることが多いです。
それに比べ、手書きの解答、他人が解いた痕跡には、その思考や努力が記されています。
私「今日のは難しいから手書きの解答あるよー。解き終わったら横に並べて参考にしてみてー。」
塾生「ほしいー、コピーしてくださーい!」
私「はいはーい、他にほしい人いたら言ってねー。」
当塾の日常授業風景です。