I Want It All

クレジット:Queen (ブライアン・メイ作)

ザ・ミラクル ザ・ミラクル
1,982円
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「ザ・ミラクル」の4曲目に収録されています。

1989年5月にアルバムの先行シングルとしてリリースされ、シングルとしては3年ぶりのヒットでした。

また、アルバムの中では最大のヒット曲とも言われています。

 

荒々しいロックナンバーです。

ブライアンのエレキギターも、ロジャーのドラムも、フレディのボーカルも、入り始めから全力で飛ばしてる感じです!!

(ジョンのベースはチラホラとしか私の耳では聞き取れません、、ぐすん)

 

 

 

でも全力とは言ってもQueen初期の全力さとはちょっと違います。

 

 

 

ブライアンのギターはギャンギャン鳴っていないし、ロジャーのドラムはドコドコしてないし、フレディも自分の世界に浸りまくって歌うナルシズム感はない。

(⬅︎それも大好きですし全然悪意はないです!!アセアセ)

 

 

 

当時のQueenの全力さ、すごく大好きなんですけれども、それぞれが必死すぎて他の人の音を打ち消すくらいに元気が良くて・・。笑

 

 

 

ミラクルともなれば、全力でもそれぞれの音の調和がとれている感じがします。

メロディーも不要なものは削ぎ落とされたようで至ってシンプル。

ただQueenらしい転調など、"らしい" 部分はところどころに存在してます。

 

 

転調になってからのブライアンとフレディの掛け合いのメロディなど好きですハート

ブライアンの声質とフレディの声質が合わさって綺麗です照れ

 

 

 

むらさき音符むらさき音符むらさき音符

 

 

フレディの力む声と荒々しいロックナンバーがちょっと苦手と感じる私はこの曲は特に少し苦手でした。

ミラクルのアルバム自体も。

でも最近はミラクルが聴きたくなってずっと聞いていると、だんだんと良さを理解できるようになってきた気がしています。

 

 

ミラクルを聴いていると、その心が伝わってくるようで・・。

Queenのみんな、きっと全力で歌ったり演奏したりしたかったんだろうなぁ・・

と言う気持ちで聞いてしまいます。

 

 

むらさき音符むらさき音符むらさき音符

 

 

この曲、ブライアン作ということですが、現在の奥様のアニタ・ドブソンさんの口癖から思いついたのだそうです。

「全部欲しい」「今欲しい!」と。。ガーン

 

 

『野心家のアニタ』とブライアンは語っていますね。

(そういえば、この頃ブライアンはアニタさんには出会っているけど、前の奥様がいる頃だったのですよね。)

 

 

この曲の力強い主張というのはブライアンの声というよりも、アニタさんから発せられたものでもあったということだったのですね??

アニタさん、かなり男らしくたくましい女性な気がしてきました。

 

 

 

ツイッターかどこかで見たことがありますが、

「ブライアンはアニタさんと出会ってから明るくなったんじゃないか」と誰かが言っていた話ほっこり

今のおおらかでお茶目で楽しげなブライアンというのはアニタさんが隣にいることが影響もしているのでしょうか?

 

(参照元:https://www.irishmirror.ie/all-about/anita-dobson

 

とてもお似合いな2人ですラブ

 

 

アニタさん、女優さんということもあってお綺麗でセンスがいいですし、パッと華やかな笑顔が印象的で、若い頃から大阪のおばちゃん感が漂っている気がしていました。

 

 

ちょっと推しが強そうであっけらかんと明るく元気なイメージがありますが、そういうところが繊細なブライアンを勇気付けたり安心させているんじゃないかっていう気がしています。

 

 

フレディにもぺったりくっつくアニタさん。笑

 

(そういえば、、前にも書きましたが、ロジャーもちょっと大阪のおにーさん的な感じがあるんですよね。。

ロジャーとブライアンもその凸凹感があっているなぁと感じてましたけど、アニタさんも大阪のおばちゃんっぽいから合うのかな・・

ブライアンは大阪人っぽい人が合いそうだという構図が私の頭の中に出来上がりつつあります。

また話が逸れましたネ・・!!あせる

 

(参照元:https://brianmay.com/queen/queennews/queennewsnov18c.html

 

 

むらさき音符むらさき音符むらさき音符

 

 

この曲はアニタさんからヒントを得たとはいえ、ブライアンが作った曲なんですよね。

この曲からは結構激しい主張が見えてきます。

ブライアンの作る曲には一方的ですごく強い意志のような、荒々しく発散するような、、そういう面がたまに見えてくる気がします。

 

 

ただの「優しくて繊細なブライアン」と思っていたら驚かされる一面な気がします。

We will Rock You, Fat Bottomed Girl, Tie Your Mother Down, It's Late, Dragon Attack でそれを経験しました汗

 

 

ブライアンは、端正な顔立ちと落ち着いた佇まいから、若い頃は特にパッと見、

『模範のような秀才な好青年』『宗教画の中の大天使』的に見えてしまうので・・

 

 

こういう曲を作られると、勝手ながら「え、、ブライアン・・」と内心一瞬ドキッとしちゃうんです。

勝手に戸惑うドンッ

やっぱりQueenのメンバーって、いい意味で普通じゃなくて一癖あるんですよね。

 

 

でももうブライアンの数々の曲から、そうなのか〜〜と分かり、「ドキッ」はなくなりました。笑

 

 

「Queen以外のバンドにブライアンが入ったら相当浮くだろうなぁ」というコメントもどこかで見かけたことがあり、最初は分からなかったのですがその意味が徐々に分かっていった気がします爆  笑

 

 

むらさき音符むらさき音符むらさき音符

 

 

こちらのPV、ずっと前に見たときにはフレディが珍しくスーツを着ていて会社員みたいだなぁと思っていただけでした。

昔のPVの方が面白い気がしていて、この時期のPVはじっくり見ておらず、まだ流し見が多いです。

 

 

 

でも今見るとみんなかっこいいですね!!!

グレイテストビデオヒッツ2のコメンタリーでブライアンもロジャーもこのPVはカッコいいよね、と2人とも気に入っていた気がします。

 

 

むらさき音符むらさき音符むらさき音符

 

 

それと前の記事にも書きました。

このPVのメイキング・・

 

ロジャーが「もっと左」「行き過ぎ」「そっちの向きじゃない、もう少しこっち向いて」「まただよ、ロジャー」・・と、何度も直される回でした笑い泣き

 

 

気にしてなさそうに「オケ!!」と軽い返事をしながらすぐに体を揺らして動いてしまうロジャーでした。

星過去記事参照

 

むらさき音符むらさき音符むらさき音符

 

 

最後に、、

この曲はもしライブで歌われていたらQueenのアンセムにもなったんじゃないかとよく言われていますね。

そういう意図もあって書いたのではないか、とも。

 

 

 

歌詞を記載させていただきます。

 

(参照元:https://sentimentalblvd.exblog.jp/238832570/

 

Adventure seeker on an empty street,
Just an alley creeper, light on his feet
裏通りの探求者
足取り軽く忍び寄る

A young fighter screaming, with no time for doubt
With the pain and anger can’t see a way out,

疑う余地もなく

若き戦士が叫んでる 

苦痛と痛みで行く先は見えず

It ain’t much I’m asking, I heard him say,
Gotta find me a future move out of my way,
高望みはしない 彼が言う
「未来が見たい、行く手を遮るな」

I want it all, I want it all, I want it all, and I want it now,
I want it all, I want it all, I want it all, and I want it now,
全部欲しい、全部欲しい、今、欲しい
全部欲しい、全部欲しい、今、欲しい

Listen all you people, come gather round
I gotta get me a game plan, gotta shake you to the ground
いいか、よく聞くんだ
ゲームプランを立てて
ふらふらにさせてやる

Just give me what I know is mine,
People do you hear me, just give me the sign,
さっさと渡せ、俺のものだ
聞こえるか?合図してくれ

It ain’t much I’m asking, if you want the truth
Here’s to the future for the dreams of youth,
高望みはしない 真実を望むなら
これが青臭い未来への夢だ

I want it all, I want it all, I want it all, and I want it now,
I want it all, I want it all, I want it all, and I want it now,
全部欲しい、全部欲しい、今、欲しい
全部欲しい、全部欲しい、今、欲しい

I’m a man with a one track mind,
So much to do in one life time (people do you hear me)
Not a man for compromise and where’s and why’s and living lies
ワンパターンの男だよ

人生はやる事が多すぎる

(みんな聞こえる?)

妥協、場所、疑問や嘘に生きる男じゃない

So I’m living it all, yes I’m living it all,
And I’m giving it all, and I’m giving it all,
そう全力で生きる、そうさ全力で生きているんだ
だから全力で生きる、全力で生きているんだ

It ain’t much I’m asking, if you want the truth,
Here’s to the future, hear the cry of youth,
高望みはしない 真実を望むなら
これが青臭い未来への嘆き声さ

I want it all, I want it all, I want it all, and I want it now,
I want it all, I want it all, I want it all, and I want it now,
全部欲しい、全部欲しい、今、欲しい
全部欲しい、全部欲しい、今、欲しい