タクシーでやっぱりカモられた | 今日もノーテンキ

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たまに本音で毒を吐く in パタヤ

 

3日目は旦さんの職場の人が市内観光をしてくれるとかで2時の待ち合わせ、まだ時間はある、よっしゃ買い物行くか!
先日寝不足で死にそうになりながら食料を買いに行った”DLF Promenade”に行くです。


リーズナブルなブランドからお高級ブランドまで、なんでもまかせろ!、とばかりにそれはそれはでっかいショッピングモール(が、ド・ド・ドーンと3店舗並んでる)が突如平原に現れる。
こんなにキレイで立派なのにお客さんはかなりまばらで、大丈夫かいな?とついつい余計な心配をしてしまう。開発予定地で今後の集客に期待ってところですかね?

 

 

 

 

 

 

広すぎてデジカメに収まらない

一眼レフ持ってくれば良かった

 

 

 

さて、ホテルの配車係?に行き先を告げてタクシー待ち。
「いくらくらいかかる?」(一応確認してみた)
「250ルピーくらいかな?あ、タクシー来ました」

 

で、さっさと乗せられちゃった!あれ?行き先を運ちゃんに言ってくれないの?
仕方ない、うすぼんやりと場所は解るから何とかなるだろう
「DLF Promenadeに行きたい、解る?」地図を見せながら
「おk、おk!」
いくらくらいかかる?
「モゴモゴモゴ・・・」
・・・いくらかかる?場所解るの?
「モゴモゴモゴ・・・」
「(ダメだこりゃ!)降りるから、止めて」
「大丈夫、解る解る」
じゃ、いくらなの?
「大丈夫、メーターついてるから、これ1メーターの値段」

 

 

 

 

どこに行ってもボディーチェック、鞄の中も

勿論ホテルに入るときも

 

 

 

何が大丈夫かさっぱり解らんがだいたい20分くらいのところだし・・・どうにかなるでしょう(どこにも安心材料が無い)。一応Googleマップを取り出してチェックしながら行くか(ああ、アクティベイト)。
「どこから来た?買い物に行くのか?帰りはどうするんだ?待っててやるぞ?」
否・結構。何時になるか解らないから
「有名な美しい所があるんだが行かないか?明日でも良いぞ?いつまでここにいるんだ?」
否・結構。忙しいので
「買い物に行くならお薦めの・・・」
(あー面倒くさい)ごめんね英語苦手なの解んないから黙ってて(わからないと言っておいておもいっきり不遜な態度)

 

 

 

時間が無くて目的地にしか行かなかった残念

 

 

 

ってちょっと目を離したら、こんな所通ったっけ?ってな所を走ってるじゃなぁい?
でもここがイタイ所と言うか、この道を通れば早いのかもしれない、実際嘘みたいに空いていてすいすい進んでいる。勿論メーターはどえらい事になってる(1000ルピーに手が届きそう)。
マップを見ると・・・と、止まっちょる大分手前で、やっと動いて現在地を指し示すと・・・なんじゃこりゃ?正反対に進んじょる!

 

「ちょっと!どこ行くのさ?」
「モゴモゴモゴ・・・」
時すでに遅し、妙な脇道に入って行っていくし・・・、マジか?大丈夫かこれ?
「ここだ!」
「なにここ?」
「XXXXだ、有名な美しい所だ、買い物も出来るぞ」(XXXXは聞き取れなかった)
はぁ?

 

なんかの建物なんだけど、それが何か解らない、お客を連れて来たらバックマージンが入る、そういう事か?、ジョーダンじゃないわよっ!
「誰がこんな所に行くって言ったの?ここよ!ここ!」鼻息荒く地図を運ちゃんの顔面に差し出しだすと・・・
「寄って行かないのか?」
行くか!ぼけぇ!

 

なかなか敵も手強い、しゃーないあまり期待は出来んが旦さんに電話して、”あたしは女一人じゃないのアピール”するしか無い。この際は旦さんがどう行動するかはどうでも良い期待もしていない、つかどうも出来ないだろうし何かをしようともしないだろう(旦さんはそう言う人です)、でもまぁ”男が出る”ってだけで少しはマシだろう・・・多分

 

電話終了後もあくまでもその場から動こうとしない運ちゃん、連日のイライラ続き、トドメは電話から聞こえた旦さんの”面倒クセーな的な声”が起爆剤になって大爆発、とうとう火を噴くあたし

 

 

 

 

フードコートも広くてきれいなのにガランとしてる

間違いない、自習室に向いている

 

 

「ここに行きたいのよ、戻れ、メーター止めろ!冗談じゃないわよ、ここに行きたいったら行きたいのよ!□△☆♩@*>%&#<@○」
バーサク状態強制突入、途中から日本語でまくしたてる。”ここ3年程キレたら最後自分でも制御できなくなってしまう精神状態がよろしくないあたしアピール”

 

さすがの運ちゃんも引始めた
「DLF Promenadeだな?解るぞ、解る!俺が間違ったんだ、メーターは止める、これから戻るから、それで良いか?」
「すぐ行け!旦那が待ってるんじゃ!」(待ってない)
「でも本当に寄っていか・・・」
「い・ま・す・ぐ・・・出せっ!」
「解った、解ったから・・・落ち着け、俺が悪かった」
ヤバいやつに関わった、とばかりに態度を変えた運ちゃん。

 

暫く走っていると案の定渋滞発生。
「うーん、混んでるなぁ」(多分独り言)
「お前が間違ったんだろ?本来は20分で着くんだよ、黙って運転しろっ!」(普通に喋ってるつもり)
「おおおおおおk、おk、おk・・・」

 

チラチラとバックミラーであたしの顔色をうかがう運ちゃん、眉間にしわを寄せてミラー越しに睨みつけるあたし。
ひょっとしたら車の周りに嫌なオーラが漂っていたかもしれない、突然道が空いた、モーゼか?。
1時間以上かかって目的地無事到着。
 

 

 

 

あんたのせいで貴重なショッピング時間が無くなった

 

いまだに根に持っている

 

 

 

本日学習した事
インドってちゃんとホテルの車止めから乗ろうが、女一人だとなめられるってことね

 

じゃぁ帰りはどうすっか・・・旦さんにすかさずLINE
「やはり待ち合わせ場所ここにかえて良い?女一人車に乗るのは危険かも」
「タクシーに乗るときはベルボーイやお店の人に頼めば良いんじゃない?」
何一つ質問の答えは返ってこない。(再度言います、旦さんはこういう人です)

 

でもこの答え一発でひとりで帰る気になった。なぜなら・・・”1イラ”が溜まった、帰り道でも何かあったら、ええ何が起こっても受けて立ってやる。そう、たとえ殺されようともあたしは負けない!(否・それは負けか?)、むしろこっちから吹っかけてやる。

怒りのオーラが出ていたのか?何事も無く15分程でホテル着。

 

今思えばあの運ちゃんがこの日の不幸一番星だったかもしれない、彼は単にいつものルーチンワークをしただけ・・・なのに・・・大人しいはずの日本人にいきなりサンドバックにされた。一方あたしはインドに来て以来のイライラ(”100イラ”くらい)を全部まとめて運ちゃんにぶつけてすんげーすっきり、いつでもこいやぁ!状態。

 

その後運ちゃんが
「いやぁ、日本の女がおとなしいなんて誰が言ったんだよ?おらぁマジおっかねー女乗せちまったよ」
と、友人に身の上話しているか否かは・・・分からない。(ちなみに上記タクシー内会話は氷山の一角でしかない)

 

補足:タクシー代は200ルピー払っといた