先日ニュースを見ていると新宿は歌舞伎町で”客引き、ぼったくり撲滅運動”を年末にかけて力を入れるとのこと・・・ふむ。
客引き、ぼったくり、ねぇ・・・客引きぼったくり・・・ってそれインドじゃ日常じゃね?
”日常のぼったくり”はそりゃ確かに可愛いものだけど、しつっこい客引き(物売り)は歌舞伎町と勝とも劣らない(と思う)。とにかくしつこい、前に立ちふさがってどこまでも付いてくる、脅しや暴力が絡まないだけマシ?いやいや・あの濃い顔が前に立ってずっと付いてくるのははっきり言って暴力だと思う。(相変わらず失礼な発言ですね、でも本心)
このまま断り(無視)続けていたら何かされるのではなかろうか?
人混みだから大丈夫、なんて呪文はインドでは通じない気がする。
また、そんな偏見を!って言われるかもしれないけどそういったニュースを聞くんだからしょうがないじゃない?
”黒い腹巻”を巻いたぼったくりす
悪役のはずなのに愛嬌振りまいとる・・・
ではここで今回インドで出会った”可愛いレベルの日常のぼったくり”を御紹介。
一番はやはりオートリクシャーですかね、旅行中何回も利用したオートリクシャー。
乗る前に必ず「いくら?」と聞いて、大抵「200ルピー」で乗車、降りるときに「250くれ」というパターン。
ここで最初に300ルピーとか言われたら乗らない、とすぐに「200でいいよ」となる、なのでどこに行くにもほぼ同じ料金。だったんだけど・・・
===豆知識===
パタヤでも良心的なバイクタクシーは
100バーツくらい上乗せする
悪質なのは・・・200とか乗っける
ちなみにパタヤでトゥクトゥクは商売してないぽい
コスプレ好きのあたしですからインド女子の洋服をしっかりゲットしていた(サリーではない)、最終日はそれを着て初日に行ったサロジニ・ナガルにサリーを買いに行こうと旦さんと連れ立ってホテルを出た・・・瞬間一抹の後悔。
この衣装(普通の服です)おかしくないかなぁ?タイでよく見るお気楽観光客が現地人衣装着て浮かれまくってる姿を思い出した、うわーひょっとして
「あの浮かれた観光客いいカモじゃん」
なんてネギしょっちゃたかな?
ところが、だ・・・
我先に進もう、クラクションの雨あられ
でも意外とマナーは良い気がする
気のせい?それともパタヤがひどすぎ?
オートリクシャーを前に旦さん
「サロジニ・ナガルまで、いくら?」
「好きな額でいいよ」
「じゃ、100ルピーで」
くずれた!200ルピーの壁が崩れた!何が起こったの?
そして大量に服を買い込みホックホク満面笑顔の帰りには
「リージェンシーホテルまで、いくら?」
「50ルピー」
でぇぇぇー!
これはひょっとしてあたしの着ている衣装効果?こいつ観光客じゃねーな、価格?
着てみるもんだ・・・。
積載量がハンパない!エアコンと室外機?
しかも満載
これチャリですぜ、しかも微妙に上り坂
こりゃ必死で売ろうとしますわな
話は変わって、うんざり客引き編
ホテル内の土産物店ゾーン、かなり広くて何店舗も店が軒を連ねてるけどこんな隅っこにあったのでは・・・、年間何人くらいの人がこのゾーンに足を踏み入れるのか?ものすごい寂れっぷり。
そんなことを言いつつも石でできた置物がどうしても気になる。
ホテルだから高いんだろうな、でも欲しい、よし5000ルピー以内なら買いだ!いくら?
「2000ルピー」
・・・やっぱあしってば日本人だ(相場が日本感覚)。
帰りの空港にて同じ置物シリーズ発見、あたしのよりはるかに小さくて大雑把なデザインなのに+2000ルピー。
ひえー!いくら空港ぼったくり料金が全国で許可されているとは言えこれはひどい!
しかも空港内売店だというのに、これはどうだこれはどうだ、と押しつけてくる「見てるだけだから」は通用しない。外と全く変わりない、これがインド式の商法なのか?あまりにもしつこくて買う気が無くなるのでさっさと店から出る(さすがに店外までは追いかけてこない)。
服を買うときもそれはすごかった、買うものを決めて、これお願い、って言ってるのに次から次へと出してくる。出すのは勝手だけどそれを手にとって、ふーん、とか言おうものなら速攻畳んで買う方に置かれる。
おいおい!それはいらないから、この2着でいいから
「なんでだ?これはすごく良い物だぞ、しかもあんたに似合ってる」
(いい加減なことを、では試しに)そ?じゃ、こっちにする、それいらないから
「両方買うんだな」
否・そっちはいらないって言ってるじゃん。あ、でもやっぱ最初の2着で良い
「ちっ」
舌打ちすんな!
何から何までとにかくしつこい、押しに弱い人はインドで買い物はしないほうが良いと思う。
あるいは歌舞伎町で軽くイメトレするとか・・・どう?