ボローニャ奮闘記_08 | 今日もノーテンキ

今日もノーテンキ

たまに本音で毒を吐く in パタヤ



食に関して(長いよ頑張って読んでね)
※注 値段はあくまでも参考程度です


日曜日、仕事でボローニャ入りする旦さんと合流。
「やったー!やっと温かいものが食べられるぅぅぅ!!!」

イタリアに行く、と言うと面白いくらいに皆さんが言う言葉。
「やっぱりご飯美味しい?」
「いーなー毎日イタリアン!」
「そんなに何回も行ってるなら美味しいお店とかばっちり?」

   
   ・
   ・

「・・・ごめん、あたし美味しいものあまり食べた事無い・・・」

夢をぶっ壊してまっことすいません。好き嫌いが多くて食べる事にあまり興味の無いあたしは日頃から本当にひっどい食生活を送っている、それはイタリアに行っても変わらない。と言うか、もっとひどくなる、一日1食とか当たり前、温かいものなんてそうそう食べない。なぜか?と言うと・・・



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イタリアでのあたしの主食


これをパンとかライスクラッカーで食べる
これでしゅーうりょーな日もある




基本:”チーズが嫌い”これはイタリアには向かない。

お気軽お手軽に入れるお店の棚に並んだ食べ物にはほとんどチーズが使われている。

そして何より、皆さん勘違いしちゃいかんよ!簡単に

「せっかくイタリアに来たんだもぉおん、あたしぃお昼はぁパスタが食べたぁいん」
なんて言ってはいけない。なぜならば・・・

イタリアの外食事情をざっと説明しよう。


Bar(バール)
街中どこにでもあって朝早くから夜遅くまで開いてる、ショウケースにパニーニ、フォカッチャ、軽食が並んでいて好きなものを注文する。お店によってメニューが様々なので覗いて食べたいもがなければそのまま立ち去る。

豆知識====
イタリアにはトイレが少ないので(買い物ついでに「トイレ貸してくださーい」っても貸してはくれない)バールにてカフェを飲んだついでにトイレを借りことを忘れずに!ただし・・・キレイなトイレは期待しない方が良い(たいてい便座が無い)。



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バールの軽食その1(お値段・4~6ユーロ)


鶏肉、人参、ほうれん草、マッシュポテト、これならば!と食べたら・・・
マッシュポテトにバターがドーンッ!(バターも苦手、残しましたさ)





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バールの軽食その2
インサラータ・ディ・リゾ(意外と日本人は好きな人が多い?)


たいていは中にモッツアレラが隠れてる、それをよけて食べると半分以下の量になる
(美味しいと思った事が無い上に損した気分になるからよほどの事が無い限り食べない)





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ケバブのお店(お値段・2~3ユーロ)


中東系の人もかなり多いのでそのエリアに行くとポツポツとある
ここは注文後作るのでチーズを抜いてもらえる
リーズナブルで美味しい!




Rosticceria(ロスィチッェリア)
菓子パン、調理パン、ちょっとしたお惣菜屋。店内で食べるスペースはほぼ無い、外に椅子があるか立ち食い、あるいは持って帰る。



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バニラデニッシュ・ブロッコリパイ(お値段・1個1~2ユーロ)

1日1食これだけだとさすがに死ぬかと思った




Pizzeria(ピッツェリア)
ピザ専門店。店によって違いはあるけどピザがメイン。


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安い方のピッツェリア(お値段・1切れ1.5ユーロ)


出来たものがショーケースに並んでる、味は店によってマチマチ
見た目では解らないので賭けに出てください




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高い方のピッツェリア(お値段・1枚9ユーロ~)


注文後焼くのでトッピングを追加したり出来てかなり美味しい


どこに行ってもまぁ・・・はずれは無い(はずれたあなたはラッキーかも?)


日本と違って皆で食べると言うより一人で1枚って感じなので
とてもあたしには食べきれない(だから一人では食べに行かない)




Trattoria(トラットリーア)
リストランテに近いけどちょっとお気軽に入れるしお値段もちょこっとお安い設定。




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(お値段・サラダ、みそ汁付き、11ユーロ)


イタリアの”ジャパニーズレストラン”はほとんど中国人が経営・・・

学校の先生に

「それはなぜか?」
と問われたが・・・こっちが聞きたいっす!



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今回一番利用したのがCoopのフードコート(お値段・5ユーロ~)


鶏胸肉を蒸して油で炒め煮キノコ添え、三日に1回食べてた



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タイミングが悪いと食べたい物が無い・・・
とにかく食いものよこせ!状態





Ristorante(リストランテ)
レストランです、が、行くならディナーでどうぞ。値段設定がかなり強気です。



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中心街から離れた住宅街のお店(お値段・13ユーロ~)

ラビオリ(トリュフとか使ってけどさ・・・)


中身は鱈のすり身、今度作ってみよう!ってくらい美味しかった
けどさ・・・
15ユーロってどうなの?


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カルボナーラ


カルボナーラとラザニアは店によって使うチーズが違うので
あたしにとっては要注意





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ドルチェ

うっわ食べにくそうだ、と言うか・・・

「甘い物は別腹」って言うけど・・・


理解できないあたしです




そんなわけで・・・
イタリアでスパゲティーを食べたい!となるとトラットリーアかリストランテになる(たまにバールにもあるけど味は保証しません)んだけど。これがあんた一番安くて9ユーロくらいからスタート(日本で言う所の”ペペロンチーノ”クラス)さらに水(水はただでは無い)サラダ、食後のコーヒーをつけると・・・、一人で24ユーロは超えるはず、”円”が弱りきっている今だとかなりおっかない金額だと思うのはあたしだけだろうか?

リストランテになるとさらにお高くなる、昼間っからそんな所で食事しているのは観光客だけでしょう(と、思う)
特にボローニャは食べ物(と、言わず物価)が高い、いつも「イタリアってそんなに所得が高いわけではないのに(むしろ失業率高い)どうしてるんだろう?」と思っていたんだけどここ3週間一般家庭に厄介になってものすごい”節約生活”をしている事が解った(これはまた次の機会にでも)。

とにかく昼間はバールや安いピッツェリアで4ユーロくらいに押さえてディナーでバーンッと使う事をお勧めします。


そんなこんなで今回3週間で4kg減(パタヤに戻ったときのリバウンドが怖い)

久々に頭使ったのでものすごくお腹がすいた、常にひもじかった、授業中お腹がぐぅぐぅ鳴って皆さんの笑いを取っていたあたしです。