こんにちは、風と土の自然学校 梅崎です。
年間講座「自然農と手づくり循環生活」
7月のレポート1日目です。
今回は、さとりんがレポートを担当してくれました。
ありがとうございます!
では、どうぞお楽しみください~
ーーーーー
10時半スタートのオリエンテーション。
1日目は夜まで男性参加者がいらっしゃらず、
女子会ムードムンムンでした笑。
それぞれ近況報告を聴きながら、
みんなそれぞれ自然学校で学んだことを生活に活かして
進歩を遂げている!と驚きでした。
さすがの行動力ポテンシャルのある集団ですね。
全体発表前に、グループ毎にシェア&まとめ
さて、宿題の日本のシステムデザイン発表。
みなさん調べてきた奥行きが深すぎて
うまくまとめられませんが、印象的だった内容を中心にまとめます。
【水チーム】みゆきさん、ようこさん
ようこさんはお仕事で訪問入浴をされていることもあり、
色々と感慨深かったとのことです。
・日本は水資源が豊富であるようにみえるが、自給率は以外と低い。
→輸入する食料や工業製品を生産するために、
海外で多量の水資源を消費している。
つまり、日本は間接的に多量の水資源を輸入している。
これを、バーチャルウォーターといいます。
→海外からミネラルウォーターを大量に輸入している。(1位はフランス)
・ちなみにバーチャルウォーターは、
小麦1k生産するのに2,000リットル必要であるのに対し、
牛肉は20,700リットル(小麦の10倍!)も必要。
・水の循環について一人ひとりが考え、水を大切にすることを通じて、
水の循環を取り戻すことが重要(水資源の有効活用)
【水の3R】
できる限り、使う水を少なくする(Reduce)
繰り返し使う(Reuse)
処理をして再生利用する(Recycle)
→生活排水は平均1人あたり320Lと増加傾向にあるが実際は50L程で十分(水の節約)
→日本は浄水路のレベルは高いが、地域によっては川に直接排水されるところもある。
→水田・森・川を地域で守っていく重要性
→地球に優しい農業を考える。
・水が自給できる国は少ない。今後、人口増加に伴い、
水戦争が起こる可能性が指摘されている。
・水を守る森が大切であり、農林水産省では、
流域ごとに森を守る動きをすすめており、
国民にそのための税金を課する可能性もある!
【有機物】ゆっきー、なおちゃん、さとりん
・3人チームでしたが、それぞれ調べてきた内容が異なっていて面白かったです。
・日本の食料自給率は世界の中でも最低水準。
戦後(昭和40年)にはカロリーベースで73%だったのが、2014年には、39%!
生産額ベースで86→65%にまで低下している。
しかし、肥料やエネルギーもすっかり輸入に依存している日本の自給率は、
実はもっと低い!!
・2020年にはカロリーベースで50%、精算額ベースで70%を目標としているが、
10年以上ずっと横ばいだし、このままだと無理だよねという話。
自給率をアップするには、国産農産物の利用推進、食べ残しの削減、小麦や大豆、
米粉、肥料米等の生産拡大が必要。
・一方で、耕作放棄地は増加、農業担い手は年々減少、高齢化している。
耕作放棄地は20年以上増え続けている。
原因は高齢化・労働力不足。
農業を担う若い世代がみんな都会に出稼ぎに行ってしまい、
今や基幹的農業従事者は205万人。
これは国民の3%以下が日本の農業を支えているということ。
平均年齢は66.1歳。世界の中でも最も高齢。
そのため地域で新規就農の里親制度に取り組んだり、
若手の就農者を応援する支援制度など、さまざまな動きがある。
→キューバのように、個個が化学肥料に頼らず
大量のエネルギーも必要としない「小規模有機農業」を実践すれば、
日本の農業自給率も飛躍的に伸びるのではないか?
→日本が鎖国をしていた頃はすべて自給でまかなっていた。
鎖国とまでは行かずとも、輸入に頼らない政策を実施するべきでは?
「私たちが毎日、何にお金を使うか、ということは、
お金を使っているその先の誰かに投票しているのと同じこと。
何を選ぶかがすごく重要な時代」だという言葉に納得。
なるべく小規模で、顔の見える関係の中でお金も循環させていきたいね。
と話してました。
食料自給率が低いのにもかかわらず、日本は世界一、食料廃棄が多い国。
食料廃棄を減らすことで自給率もアップする。
家庭ゴミの半分は生ゴミ。
コンポストや地域の制度を活用してそれぞれ生ゴミを減らす努力や、
もったいない意識など食育が必要。
【エネルギー】りかちん一人でしたがさすがのまとめ力!
・エネルギー消費大国日本。自給率4%に対し、なんと世界第4位!
→エネルギー源の石油は世界の採掘量のピークを超えて
既に下り坂なのではないか?
※石油の産出量が最大となる時期・時点のこと。
この時期を過ぎると、石油の産出量は減少の一途をたどる。=ピークオイル
・現在ではあと40年で石油がなくなると言われているが、
梅ちゃんが小さい頃からあと40年と言われていたそうです笑・
理由としては採掘技術が向上しているから。
しかし、より深いところから採掘していることもあり、コストはかかっている。
どんどん石油が値上がりしていくだろうと。
・そのための代替エネルギーや再生可能エネルギーがこれからは大切!
りかちんは、地熱発電に注目。
・日本は火山大国であるため、地熱の資源量は世界第3位にも関わらず、
地熱発電は世界8位。
国内の電力をほぼ地熱発電でまかなっているアイスランド(6位)に負けている。
※世界最北の島国アイスランドは、地熱発電所の積極的な開発を続け、
エネルギーを化石燃料の輸入に頼る「資源小国」からの脱却を果たした。
いまや自国の電力需要は地熱などの再生可能エネルギーだけで賄うことができ、
近年は電力の輸出にも関心を寄せる。日本も豊富な地熱資源量を持つとされるが、
法規制などが障壁となり、アイスランドのような“地熱大国”への道のりは遠い。
→日本の法律・・
地熱発電に適した火山地域の多くは、国立公園に指定されているところが多く、
発電所が建設できない。
しかし、3.11の影響から、近年緩和されてきているもよう。
また、温泉利用が進んでいる地域は、温泉の湧出量への
影響が懸念されるため、地熱利用が難しい場合がある。
その他、バイオマス発電や、ソーラーパネルを設置し蓄電するシステムを導入し
電力会社の電力に頼らない暮らし=オフグリット も調べていくと興味深い内容です。
りかちん宅で計画中の新居は、オフグリットも検討されてるみたいで素晴らしい!
水も、エネルギーも、農業も、地域ごとに地域にあった方法を用いて、
小規模で循環させることが大事だよねという話でまとまりました。
他の皆さんの発表も聴きたかったな♪
【昼食タイム】 みゆきさんが大量のすももを持ってきてくださいました。
大人も子どもも美味しくて夢中*
【自然農】 グループの畑
・畑の観察、収穫
各チーム、葉ものを中心にたくさんの収穫物が!!
小松菜、なす、ねぎ、にんにく、ししとう、パクチー、じゃがいもetc..
雨ニモマケズ、みんな畑の観察に夢中!
1期生のころは、まだこの時期はあまり収穫物がとれなかったそうです。
代々の先輩方の積み重ねと、自然の恩恵をひしひしと感じました。
・草刈り
前回にも増してわさわさとしていた畑。作物を刈ってしまわないための、草刈りポイント。
・草刈りをする前に必ず、農作物がどこから生えているのか、根元を確認。
(これかなり重要!)
・特につる性の植物は意外なところから生えているので、要注意。
・農作物の片側を刈って、一方は残しておく。
⇒ 虫の居場所を残す。刈ったところの草が伸びてきたら、残しておいた草を刈る。
・背の高い雑草は、途中から刈って背を低く抑えると、作物が陰にならずにすむ。
【段ボールコンポストで暮らしに循環を作る】
・材料は、厚手の段ボール箱、新聞紙、布ガムテープ、腐葉土、米ぬか、水。
たったこれだけ?!というくらい簡単でした。
腐葉土・米ぬかを7:3の割合でいれて水を60%くらい
(手でぎゅっとつかんで水がにじみ出る程度)入れてまぜるだけ。
翌日には本当に暖かくなっていて、なんだか幸せな気分になりました。
納豆やきのこなどいろんな菌を入れると、さらに分解のパワーアップが期待できるようです。
材料の米ぬかと腐葉土
段ボール箱を布ガムテープで補強
米ぬかと腐葉土をよく混ぜる
【夕食】 可愛いワンプレートごはん。
生のかぼちゃ、コーンスープ美味しい!毎回お料理の勉強になります。
夕食準備中~
そして、4日はナツキータの誕生日でした!みんなでケーキでお祝い。
アジサイの花束がとってもお似合い♡
目標は「お料理をもっと上手になる、朝活してお勉強に精を出す」と
言っていたナツキータ。素晴らしい向上心に本当に尊敬です。
みんなでケーキをつつきました~
【DVD 鑑賞】「発展とは何か?ラダックから学ぶこと」
ラダックとはインドの小さなまちです。
かつては、伝統的な暮らしで人々は循環の中で暮らし、幸福に生きていました。
しかし、先進国から安い農作物や文明品がどんどん入ってきて、
急速に人のつながりが失われ、循環も崩れていく。
若者や男性はお金を稼ぐために街へ出稼ぎに行き、
農村部では女性が、すべての家畜の世話や育児をしなければならなくなっていきます。
補助金により安い金額で小麦などが輸入されることで、
地域の農作物は売れなくなり、自然とのつながりが失われることで、
水は汚れ、自然には分解しないゴミがあふれる。
暴力を美化する映画や、男女差別を煽るような文化が侵入してきて、、という内容でした。
終わってみんなでシェアタイム。
日本の生活スタイルが、戦後劇的に変化したプロセスを見ているよう。
形は違えど、地域の過疎化や輸入に依存する今の私たちの
暮らしにも通ずるところがあり、何とも複雑な気持ちになりました。
【交流会】
充実した1日を過ごし、へろへろになりながらも(笑)
この談笑の時間が好きです。
普段、ことばにすることに勇気がいることも
自然と口から出てくる不思議な時間。
今日もやりきった~という想いで毎回就寝します^^
以上、1日目レポートでした。
二日目は、梅とり、畑の世話、セルフケア 快医学と操体法 など、
自分のこころと身体に向き合うことのできた1日でした。
今回は収穫物が本当にたくさんで、東京に帰ってからも梅仕事やコンポスト作り、
手作りの薬草グッズなど引き続き楽しんでいます。
特に、自然農の力強いお野菜の美味しさにはびっくり!
もうお塩とオリーブオイルだけですべて美味しい。
また次回の講座も楽しみです!
年間講座「自然農と手づくり循環生活」
7月のレポート1日目です。
今回は、さとりんがレポートを担当してくれました。
ありがとうございます!
では、どうぞお楽しみください~
ーーーーー
10時半スタートのオリエンテーション。
1日目は夜まで男性参加者がいらっしゃらず、
女子会ムードムンムンでした笑。
それぞれ近況報告を聴きながら、
みんなそれぞれ自然学校で学んだことを生活に活かして
進歩を遂げている!と驚きでした。
さすがの行動力ポテンシャルのある集団ですね。
全体発表前に、グループ毎にシェア&まとめ
さて、宿題の日本のシステムデザイン発表。
みなさん調べてきた奥行きが深すぎて
うまくまとめられませんが、印象的だった内容を中心にまとめます。
【水チーム】みゆきさん、ようこさん
ようこさんはお仕事で訪問入浴をされていることもあり、
色々と感慨深かったとのことです。
・日本は水資源が豊富であるようにみえるが、自給率は以外と低い。
→輸入する食料や工業製品を生産するために、
海外で多量の水資源を消費している。
つまり、日本は間接的に多量の水資源を輸入している。
これを、バーチャルウォーターといいます。
→海外からミネラルウォーターを大量に輸入している。(1位はフランス)
・ちなみにバーチャルウォーターは、
小麦1k生産するのに2,000リットル必要であるのに対し、
牛肉は20,700リットル(小麦の10倍!)も必要。
・水の循環について一人ひとりが考え、水を大切にすることを通じて、
水の循環を取り戻すことが重要(水資源の有効活用)
【水の3R】
できる限り、使う水を少なくする(Reduce)
繰り返し使う(Reuse)
処理をして再生利用する(Recycle)
→生活排水は平均1人あたり320Lと増加傾向にあるが実際は50L程で十分(水の節約)
→日本は浄水路のレベルは高いが、地域によっては川に直接排水されるところもある。
→水田・森・川を地域で守っていく重要性
→地球に優しい農業を考える。
・水が自給できる国は少ない。今後、人口増加に伴い、
水戦争が起こる可能性が指摘されている。
・水を守る森が大切であり、農林水産省では、
流域ごとに森を守る動きをすすめており、
国民にそのための税金を課する可能性もある!
【有機物】ゆっきー、なおちゃん、さとりん
・3人チームでしたが、それぞれ調べてきた内容が異なっていて面白かったです。
・日本の食料自給率は世界の中でも最低水準。
戦後(昭和40年)にはカロリーベースで73%だったのが、2014年には、39%!
生産額ベースで86→65%にまで低下している。
しかし、肥料やエネルギーもすっかり輸入に依存している日本の自給率は、
実はもっと低い!!
・2020年にはカロリーベースで50%、精算額ベースで70%を目標としているが、
10年以上ずっと横ばいだし、このままだと無理だよねという話。
自給率をアップするには、国産農産物の利用推進、食べ残しの削減、小麦や大豆、
米粉、肥料米等の生産拡大が必要。
・一方で、耕作放棄地は増加、農業担い手は年々減少、高齢化している。
耕作放棄地は20年以上増え続けている。
原因は高齢化・労働力不足。
農業を担う若い世代がみんな都会に出稼ぎに行ってしまい、
今や基幹的農業従事者は205万人。
これは国民の3%以下が日本の農業を支えているということ。
平均年齢は66.1歳。世界の中でも最も高齢。
そのため地域で新規就農の里親制度に取り組んだり、
若手の就農者を応援する支援制度など、さまざまな動きがある。
→キューバのように、個個が化学肥料に頼らず
大量のエネルギーも必要としない「小規模有機農業」を実践すれば、
日本の農業自給率も飛躍的に伸びるのではないか?
→日本が鎖国をしていた頃はすべて自給でまかなっていた。
鎖国とまでは行かずとも、輸入に頼らない政策を実施するべきでは?
「私たちが毎日、何にお金を使うか、ということは、
お金を使っているその先の誰かに投票しているのと同じこと。
何を選ぶかがすごく重要な時代」だという言葉に納得。
なるべく小規模で、顔の見える関係の中でお金も循環させていきたいね。
と話してました。
食料自給率が低いのにもかかわらず、日本は世界一、食料廃棄が多い国。
食料廃棄を減らすことで自給率もアップする。
家庭ゴミの半分は生ゴミ。
コンポストや地域の制度を活用してそれぞれ生ゴミを減らす努力や、
もったいない意識など食育が必要。
【エネルギー】りかちん一人でしたがさすがのまとめ力!
・エネルギー消費大国日本。自給率4%に対し、なんと世界第4位!
→エネルギー源の石油は世界の採掘量のピークを超えて
既に下り坂なのではないか?
※石油の産出量が最大となる時期・時点のこと。
この時期を過ぎると、石油の産出量は減少の一途をたどる。=ピークオイル
・現在ではあと40年で石油がなくなると言われているが、
梅ちゃんが小さい頃からあと40年と言われていたそうです笑・
理由としては採掘技術が向上しているから。
しかし、より深いところから採掘していることもあり、コストはかかっている。
どんどん石油が値上がりしていくだろうと。
・そのための代替エネルギーや再生可能エネルギーがこれからは大切!
りかちんは、地熱発電に注目。
・日本は火山大国であるため、地熱の資源量は世界第3位にも関わらず、
地熱発電は世界8位。
国内の電力をほぼ地熱発電でまかなっているアイスランド(6位)に負けている。
※世界最北の島国アイスランドは、地熱発電所の積極的な開発を続け、
エネルギーを化石燃料の輸入に頼る「資源小国」からの脱却を果たした。
いまや自国の電力需要は地熱などの再生可能エネルギーだけで賄うことができ、
近年は電力の輸出にも関心を寄せる。日本も豊富な地熱資源量を持つとされるが、
法規制などが障壁となり、アイスランドのような“地熱大国”への道のりは遠い。
→日本の法律・・
地熱発電に適した火山地域の多くは、国立公園に指定されているところが多く、
発電所が建設できない。
しかし、3.11の影響から、近年緩和されてきているもよう。
また、温泉利用が進んでいる地域は、温泉の湧出量への
影響が懸念されるため、地熱利用が難しい場合がある。
その他、バイオマス発電や、ソーラーパネルを設置し蓄電するシステムを導入し
電力会社の電力に頼らない暮らし=オフグリット も調べていくと興味深い内容です。
りかちん宅で計画中の新居は、オフグリットも検討されてるみたいで素晴らしい!
水も、エネルギーも、農業も、地域ごとに地域にあった方法を用いて、
小規模で循環させることが大事だよねという話でまとまりました。
他の皆さんの発表も聴きたかったな♪
【昼食タイム】 みゆきさんが大量のすももを持ってきてくださいました。
大人も子どもも美味しくて夢中*
【自然農】 グループの畑
・畑の観察、収穫
各チーム、葉ものを中心にたくさんの収穫物が!!
小松菜、なす、ねぎ、にんにく、ししとう、パクチー、じゃがいもetc..
雨ニモマケズ、みんな畑の観察に夢中!
1期生のころは、まだこの時期はあまり収穫物がとれなかったそうです。
代々の先輩方の積み重ねと、自然の恩恵をひしひしと感じました。
・草刈り
前回にも増してわさわさとしていた畑。作物を刈ってしまわないための、草刈りポイント。
・草刈りをする前に必ず、農作物がどこから生えているのか、根元を確認。
(これかなり重要!)
・特につる性の植物は意外なところから生えているので、要注意。
・農作物の片側を刈って、一方は残しておく。
⇒ 虫の居場所を残す。刈ったところの草が伸びてきたら、残しておいた草を刈る。
・背の高い雑草は、途中から刈って背を低く抑えると、作物が陰にならずにすむ。
【段ボールコンポストで暮らしに循環を作る】
・材料は、厚手の段ボール箱、新聞紙、布ガムテープ、腐葉土、米ぬか、水。
たったこれだけ?!というくらい簡単でした。
腐葉土・米ぬかを7:3の割合でいれて水を60%くらい
(手でぎゅっとつかんで水がにじみ出る程度)入れてまぜるだけ。
翌日には本当に暖かくなっていて、なんだか幸せな気分になりました。
納豆やきのこなどいろんな菌を入れると、さらに分解のパワーアップが期待できるようです。
材料の米ぬかと腐葉土
段ボール箱を布ガムテープで補強
米ぬかと腐葉土をよく混ぜる
【夕食】 可愛いワンプレートごはん。
生のかぼちゃ、コーンスープ美味しい!毎回お料理の勉強になります。
夕食準備中~
そして、4日はナツキータの誕生日でした!みんなでケーキでお祝い。
アジサイの花束がとってもお似合い♡
目標は「お料理をもっと上手になる、朝活してお勉強に精を出す」と
言っていたナツキータ。素晴らしい向上心に本当に尊敬です。
みんなでケーキをつつきました~
【DVD 鑑賞】「発展とは何か?ラダックから学ぶこと」
ラダックとはインドの小さなまちです。
かつては、伝統的な暮らしで人々は循環の中で暮らし、幸福に生きていました。
しかし、先進国から安い農作物や文明品がどんどん入ってきて、
急速に人のつながりが失われ、循環も崩れていく。
若者や男性はお金を稼ぐために街へ出稼ぎに行き、
農村部では女性が、すべての家畜の世話や育児をしなければならなくなっていきます。
補助金により安い金額で小麦などが輸入されることで、
地域の農作物は売れなくなり、自然とのつながりが失われることで、
水は汚れ、自然には分解しないゴミがあふれる。
暴力を美化する映画や、男女差別を煽るような文化が侵入してきて、、という内容でした。
終わってみんなでシェアタイム。
日本の生活スタイルが、戦後劇的に変化したプロセスを見ているよう。
形は違えど、地域の過疎化や輸入に依存する今の私たちの
暮らしにも通ずるところがあり、何とも複雑な気持ちになりました。
【交流会】
充実した1日を過ごし、へろへろになりながらも(笑)
この談笑の時間が好きです。
普段、ことばにすることに勇気がいることも
自然と口から出てくる不思議な時間。
今日もやりきった~という想いで毎回就寝します^^
以上、1日目レポートでした。
二日目は、梅とり、畑の世話、セルフケア 快医学と操体法 など、
自分のこころと身体に向き合うことのできた1日でした。
今回は収穫物が本当にたくさんで、東京に帰ってからも梅仕事やコンポスト作り、
手作りの薬草グッズなど引き続き楽しんでいます。
特に、自然農の力強いお野菜の美味しさにはびっくり!
もうお塩とオリーブオイルだけですべて美味しい。
また次回の講座も楽しみです!