母のことで不意に

思い出したことがある





母は

書くことが好きで

新聞に投稿したり

地域のタウン誌に参加したりしていました

書かれている内容は

今で言うサスティナブルな事や

家族関係についてが多かったように思います






サスティナブルな事については

実践していた部分もあるので

なるほどと思いつつ読んでいたのが

家族関係については

夢物語⁇

綺麗事だなぁと思っていました

綺麗事というか

そうありたかったという

願望だったのかしら






さて

書くことが好きな母は

育児を含む私の家族のことで

自分の思いがある時は

長い長い長ーいFaxが送られてきました

言葉で言われるのも

なかなか忘れられず苦しいものですが

Faxとなると

何度も読み返してしまいますからね

ダメージも大きくなります





ポイッと

その時に破棄すればよかったのですが

それをすることが出来ず

長い間持っていました

ある時

そのFaxの束の

圧力に耐えれなくなり

処分することにしました





その時にね

あらためて見てみるとね

感熱紙だったので

何を書いてあるのかもわからない

文字のような落書きが

薄く写っていましたが

ほぼ白紙の紙になっていました





そんなものを

とってあったなんてね










自分で自分を苦しめていたようなもの

そしてそんな物に囚われていたんですよね





自分が受け取れない言葉は

そもそも受け取らなければいいのにね

おバカにも

受け取り保管までしていました





今の時代

家にはFaxはありませんよね





Faxの時代が終わった

その後

次にPCに悩まされることに

なるのですがそれは

またの機会にお話させて下さい