人生の花
これからも咲かせたいと思った
てく♪です
ずっとね
素敵な方だなと思っていました
目の前のことだけしか見えず
ふと 立ち止まった時
それまで見ていた風景が急に色褪せて
つい見ないフリをするか
その場所から行き先を考えないまま
急発進をして
突っ走ってきてしまいました
大輪の花を求めていたのか
豪華な花を求めていたのか
唯一の花でよかったのに
咲かせてきた花もあっただろうに
進む事しか道はないと思っていましたが
今まできた道には種を巻き
花が咲いているかもしれません
そっと振り返ると
そこには私の唯一の花が咲いている
時間が出来て
道に迷い始めた時
考える方向が舞台に立つ事だけでしたが
観客という立ち位置もあって
舞台と客席があって初めて一つのものに
なっていくんだと視界が広がりました
薔薇を咲かせたかったのか
ひまわりを咲かせたかったのか
それとも
あの春に咲く
艶やな桜になりたかったのか
また
タンポポを咲かせていたのか
たとえ
どんな花を咲かせていても
それを見つける事ができなければ
水を注ぐことができません
人生の花の咲かせ方
それは本当にそれぞれで
自分の花を咲かせる事ができるなら
そして歳を重ねても
自分なりの花を咲かせ続けることが
できるならそれは幸せです
長い間 緊張した生活でした
タープの下で本を読み
暑くなると足を川の中へ
しばらくするとひんやりとしてきて
またタープの下でうとうとする
はなやかではないけれど
気を緩めることができる時間
というのも
私が咲かせたかった花の一つ
大輪の花を咲かせている方
年月をかけ育てあげた花を咲かせている方
その種からもう一度新しい花を
咲かせている方
どんな花もオンリーワン
いろいろあっていい…
はずだったのに
ナンバーワンばかりに目を奪われていました
確かにその人の花は咲いているのだと
そうですよね
