刃物を扱う人は刃物を研ぐ必要に迫られる。
医療で使用する刃物は
一度使用すると捨てなければならないルールがあり、
使用済みの医療器具でのトラブルは、
流通とエコサイクルの問題を解決していないせいだ。
実際問題、どこまで解決しているのか
業界のものではない僕にはわからないが、
金属類を一度、
溶かすなどのリサイクルをして使用する方法はないのか?
細菌、ウイルスの類は取扱注意であるが、最近また
鳥インフルエンザなるものが渡り鳥にまん延しては、
貴重な野鳥の命を落とすという痛ましい事件があった。
一般に砥石で磨くのもおもしろいというのは
硯で墨を溶かすのと似ているような気がする。
刃物を研ぐ行為は、
決して人殺しをしようという意思を固めるためではない。
自分の心を磨く行為とリンクしていると僕は思うよ。
昔の床屋はなめし革で刃物を研いでいた。
食器の裏側を使用すると切れ味が良くなるという豆知識を
学んだのはテレビの情報番組だった。
休み明けの美容室が込み合うのもいまは昔のことか。
砥石屋という職業を知らなくなった僕たちの世代は、
何を見失い、何に恵まれたか自覚しているか?
不眠症の治療をするほど苦しんでいた
マイケル・ジャクソンの遺影に向かい
眠い、眠いと催眠術をかける医師のお使いの人々。
夕方の時間に、眠い眠いとはじめられたのでは、
世の中の会社の生産性がいまだGマーク付きでなければ
生産できないなどという馬鹿な問題も
日本の立ち遅れている現状を表していると思った。
優秀な考え方として認められるのは、
それをブログで済ませるのでは?
と考えた誰かのことだ。
しかし、30年前にはすでに、
Gマークをもらうような大量生産に疑問を感じた
フリーのデザイナーの存在を確認した。
僕らは、30年前から進化したようで
欲望のままに生きろなんて教えには、
我慢が必要と自由を奪われ生きてきた意識の改革に、
なんら進歩が見られない言葉遊びの情報戦争に
正直、疲労困憊ではないか。
