その207 Covid-19 やられたよ! | ココハドコ? アタシハダレ?

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自分が誰なのか、忘れないための備忘録または日記、のようなもの。

パンデミックが始まって3年がすぎた。結構気にしていて感染しないように気をつけてきたつもりだったがとうとうやられてしまった。なんていうか3年の苦労が水の泡?みたいな気分でうんざりしている。

 

もう1週間以上前だが、やたら埃の多い建築の解体現場でこりゃたまらんと思ってたら、コホンコホンと軽い咳が出た。こんな場所で毎日仕事してたら絶対肺をやられる、そんなことを考えていたが仕事が終われば咳が出たことも忘れてしまった。次の日、違う現場だったがやはり咳が出た。夜になると喉の奥に痛みを感じ、咳がひどくなり、食事をする頃には熱が出てるようだった。体温を測ると37.0C。

とりあえず市販の風邪薬をのんで寝たが、翌朝も37.1C。会社に連絡をしたが金曜で現場が忙しい。私の代りになる余剰の人員がない。まだコロナと決定したわけではなかった。インフルかもしれないし、ただの風邪かもしれない。会社に言われるままに現場に向かった。

 

パンデミックになって実に面倒なのは発熱すると何が原因であれ「発熱外来」に行かねばならないことで、私のかかりつけではやってない。休憩時間に発熱外来をやってるクリニックを探したが予約が必要でどこも当日は無理っぽい。土日も休診が並び結局月曜を予約して、夕方抗原検査キットを買って帰った。
 

 

その検査の結果がこの写真。CとTに二本線が出ると陽性だが、Tのところが線が極端に薄く、出てるのか出てないのか。自分では判断に迷う。

月曜日、市立病院の発熱外来に行ってこの写真を見せると、医師はあっさり「あ、陽性ですね」と素っ気ないひとこと。PCR検査など新たな検査は何もなく、だからどんな変異株なのかもわからずじまい。ただただ自宅療養の注意事項やらなんやら。フェイスガードに2重マスク、その上やたら早口、窓は開けっ放しで車の音がうるさい、ソーシャルディスタンスであれこれ説明されても、こっちも「はあ、はあ」と頷くだけでほとんど右から左へテキトーに流れていく。
 

とりあえず理解できたのは
   「薬あるけど、のみますか?」
というのと、
   「あなたは65歳以上なので保健所から連絡がいくと思いますので、その指示に従って療養してください」
という2点くらい。

診察室を出ると看護婦から何枚も説明書きを渡された。家に帰って読むとそれだけで充分だった。

 

*****


そもそも今回のパンデミックの主役となったウイルスCovid-19には今のところ確立された治療法がない。だから発熱外来に行ったからと言って、特別何か治療行為を期待できるわけでなく、症状が治まるまでその場をどうしのぐか、その相談をするくらいが関の山。だから「薬あるけど」という言葉にはちょっと驚いた。処方された薬は「ラゲブリオ カプセル200mg」という。(下の写真)

 

 

この薬は国内ではまだ承認されてない薬で、外国ではすでに新型コロナ感染症の治療薬として用いられているものを、緊急の使用が必要な医薬品として厚生労働大臣が「特例承認」した薬なのだそうだ。日本の新薬承認の基準からみれば、有効性、安全、品質等の情報が未だ充分ではなく、副作用等のリスクもあるので、使用については同意書の提出が求められる。動物実験では催奇形性が認められているというから妊娠している女性は服用できない。ちょっと怖いことは怖い薬で、服用は5日間限定。

 

で、この原稿書いてる11月18日現在、薬が効いてるかと考えると、どうもそんな感じがしない。確かに熱は収まってるし咳もほとんど出ないのだが、服薬の時間が遅くなってちょっと間が開くと鼻水が出たり咳が出たりする。明日19日が最後の5日目になるが、薬が切れた後に不安が残る。病院で指示された外出自粛期間も終わるが、さてどうしよう??

 

*****

 

いや、どうするもこうするもホンネを言うと、すっかりなまけ癖がついて、月曜から仕事に出るのをためらってるだけで、もうちょっと遊んでいたい。遊びたいはいいが、薬が切れて病がぶり返したんじゃ話にならないので、とにもかくにも抗原検査をやってみて、陰性を確認しなければ始まらない。発症から完治までの期間というのはかなり個人差があってかかる人は3週間とか1か月という人もいるというから、楽観はできない。症状が軽くても後遺症が出る人もいるからこの病気は怖い。

 

検査は陰性でこのまま完治、会社にはあれこれ屁理屈言ってあと3、4日休みを延ばす。そういう作戦でいければ理想かも(笑

 

 

 

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