その144 コロナ後遺症で男性の性機能が低下 | ココハドコ? アタシハダレ?

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新型コロナウイルスに感染した人々の多くに、様々な後遺症が報告されている。極度の疲労感や倦怠感、味覚障害や嗅覚障害といった後遺症が何カ月も続くということはすでに報道もされているが、男性の性機能障害、勃起不全も起きている、そういう記事をナショナルジオグラフィック日本版の中に見つけた。

 

新型コロナで男性の性機能が低下、今わかっていること

 

という記事で、会員向けの記事だが会員登録(無料)だけで、誰でも読めるようだ。

 

 

記事によると、この症状ははじめメンタルなものと考えられたらしく、ウイルスによるものとは考えられなかったらしい。ただ、感染から回復した後、特にストレスもなく元気に生活している人にも、性行為のできなくなった人が増えておりウイルスが直接の原因と考えられるようになった。

そこで、新型コロナウイルスが本当に男性の生殖器官に侵入しているのかどうかを調べるため、新型コロナで死亡した20〜87歳の男性6人の生体組織を採取した。組織を電子顕微鏡で観察したところ、1人の男性の精巣にウイルスの粒子が潜んでいるのが発見された。さらに、半数の男性は精子の質が低下していたそうだ。精巣はウイルスにとって絶好の隠れ家で、目や中枢神経系と同様、免疫から逃れられる場所、これらの部位では、エボラ熱、おたふくかぜ、ジカ熱などのウイルスが組織内に留まり、体内の他の部位からウイルスが排除された後も、免疫システムから逃れ続けると記事は述べている。

 

性行為に関する後遺症は、勃起しない、しても維持できない、精巣の損傷、睾丸の痛みや腫れ、オーガズムを得られない、男性ホルモンの1つであるテストステロン値の低下、メンタル面への影響など様々だという。これらの後遺症がいずれ回復に向かうのか、障害として残り続けるのかはまだはっきりしていない。後遺症の解明は、まだ追跡調査と傾向分析の段階という。

 

 

 

 

 

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