6月に田植えをしたと思ったら、もう稲穂が揺れている。スズメが何羽も稲穂の先にとまっていた。おそらく米を啄んでいたのだろう。ちょっと楽しそうに見えたが、カメラを構える前に私の気配を感じたか、ちりぢりに飛び去ってしまった。
米が豊作かどうかは8月の日照時間や気温で決まるらしい。1993年は8月に入っても梅雨前線が列島に居座り続け、梅雨明け宣言が取り消されたりした。結果、大凶作となってタイ米やカリフォルニア米が輸入され、政府の備蓄米も放出されたが、それが2年前の米で評判も最悪。古米ならぬ古古米という言葉をその時初めて知った。
ここ数年、世界各地で山火事が深刻な問題なっているように、日本は日本で線状降水帯による豪雨被害が年々増えていくのだろう。集中豪雨に襲われた地域では水害でダメになった稲も多いだろう。気になるところではある。豊作を祈ろう。