普段注意して見ることもなかったが、堤防上の遊歩道沿いには見れば見るほど多種多様な野草が生えている。その多くは穂先が稲のように垂れ下ったり、猫じゃらしのようにフカフカしたり、またススキのような尾花状の花であったりするが、ほとんど名前は知らない。
これは少し前に撮った写真で、穂のところに咲いた小さい白い花は今は穂先のほうに移り、下のほうは茶色く枯れたようになっている。オオバコと違ってひょろっとした長い茎で葉っぱも細長く、最初はオオバコの仲間とは思わなかった。ヘラオオバコはオオバコと違って外来種。ヨーロッパではハーブとして食用に使ってるらしい。
オオバコは子供の頃、その茎を2本U字に絡ませて引っ張り合って遊んだ。切れたほうが負け。子供たちはその遊びを「相撲」と言っていたので別名スモトリグサとも言った。野っぱらでオオバコを見つけると「お~い、相撲やろうぜ」と言って、その場で地べたにすわり込んで遊んだものだった。それが今ではダイエット用の健康食品らしい。確か小学校ではウサギの餌にしてたと思うが、、、。