Jazzの好きな方ならご存知と思うが1950年代のBLUE NOTEに「Cool Struttin'」というアルバムがある。Sonny Clarkのクインテットが演奏したアルバムだがそのジャケットがメチャクチャかっこよかった。(知らない人はググってください)。街を歩く女の脚をUPで撮ったモノクロ写真。アルバムのタイトル通り「カッコつけて歩く」女の黒いハイヒールやタイトスカート、通りを走る車など50年代アメリカの活気に満ちた街のにおいがプンプンと匂ってくる。まさに時代を呼吸している、そんな写真でレコードジャケットのデザインとして音楽全ジャンルの中でもNo.1だろうと思う。
で、下の写真。活気のない事この上なく、写っている男の姿にも元気のない事が一目瞭然。足の運び具合で分かってしまう。狙って撮ったわけでもないが、これはこれで今の時代なんだろうか?
がっかりするね。
花の名前はスイートアリッサム、アブラナ科に属する。