新宿大ガード西交差点。なんか、風景が違うなぁ・・・・
あ、小田急がない!エンパイアステートビルをまねたような悪趣味のビルが間近に見える。
でも、このヌケ感は悪くない
ハルクの2F遊歩道に上がったら東口のルミネが丸見え。いいね、いいね、この突然風通しが良くなった感じ悪くない。気に入った。
別に小田急デパートなくても困らないし、もうビル建てなくていいんじゃネ??
京王線沿線に住む私は、都心に出るときは必ず新宿を通るのだけれど、新宿の街を歩くことはほとんどない。つまり、大抵は地下道を歩いてJRや地下鉄に乗り換える、その通過点に過ぎない。西口の地下はこのところずっと工事が続いていて、迷子になりかけるときもあったのだが、地上がこんなになってるとは知らなかった。小田急デパートの建て替えはニュースでは知っていたけれど、早くもこうなっていたとは、、、、
たまたま仕事の現場が西新宿で久しぶりに地上に出たわけだが、そんなことがなければ新しいビルができるまで気づかなかったりして、、、、(笑
完成は29年とか。高層ビルができるらしい。
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いつだったか、これからのTVはどうなると尋ねられて、北野武が民放も課金制になるだろうと言っていた。ネット上のニュースフィードで、発信元を確認しそこなったが、個人的にはそうあるべきとずっと思っていて、ちょっと嬉しかった。そしたら、今、フジTVの騒ぎに便乗したホリエモンが、かってフジTVを買収しようとしたときにはサブスクにするつもりだったと言ったりしている。
フジTVの騒ぎでは「TV局という報道機関としてあるまじき・・・」みたいなことを言う人がけっこういるのだが、スポンサーだよりで視聴率を至上命題に据える企業が報道なんてまともにできるはずがなく、実質「興行機関」といったほうがいいくらいだろう。芝居、歌、踊りなどの興行なら芸人たちの間で何があっても不思議ないし、そこに興行主が一枚も二枚も噛んでいたところでごくごく自然な事のように思える。興行であればファンはひいきの芸人のいいところばかり見て裏の顔なんて見たくもない、それが自然な反応だろう。事実がどうであったか、なんて関係ないのだ。
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TVが報道をまっとうにできるようになるためには視聴者の支えが欠かせない。スポンサーへの忖度、政界への忖度、そういったものを跳ね返していけるのは視聴者の力しかありえないだろう。そのことは近頃のSNSの興隆を見れば歴然としている。課金制といってもサブスクといってもいいが、できれば番組単位になってほしいものだと、そんなことを考えている。
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表裏一体という言葉がある。つまり、裏のない表とか表のない裏など存在しない、ということだ。一枚の紙切れのどちらが表でどちらが裏か、どっちがどっちでも構わないが、それと同じで人間の性格にも表があれば当然裏がある、私はそう思っている。すべての人間についてそう思う。容易に見せることのできない裏の顔が誰にでもあるのだ。そして中居正広には中居正広の裏の顔があって、たまたまそれが暴発したそういうことだろう。
中居正広は「解決金」を払い、更に引退を余儀なくされた。その声明文でも改めて謝罪をしている。彼の加害意識は確かなのだろう。この声明文を読んで感じたのは、彼が開き直っていないことである。あるいは、これまでは開き直っていたのかもしれない。それが開き直れなくなった。いずれにしても「開き直る」とは己の中の見るべきものから目をそらすことであり、開き直り続け、いろいろなものから目を背け続けると当然視野は狭くなるし、人格にはゆがみを生ずる。開き直っていいことなど何もない、人間的な豊かさを削り取られてゆくだけのことなのだ。
私はSMAPなど見たこともなければ、そこにどんなメンバーがいて、彼らがどんな個性を発揮していたかも知らない。歌ったり、踊ったりしてたらしいがとにかく見たことがない。だから中居正広がどんな人間かも知らない。ただ先入観なしに声明文を読んで、加害意識だけは確かなようで、その自分の暴発した裏の顔と真摯に向き合えば、この人は復活できるだろうなと、漠然とそう思った。
そういう方向に彼を応援できないファンや芸能人仲間っていったい何なんだろうと、そう思う。