チック・コリア(pf)、エディー・ゴメス(ba)、そして惜しまれながらも昨年、この世を去った名ドラマー、ポール・モチアンによるトリオ作品「Further Explorations」。Jazzの歴史に大いなる軌跡を残したチック・コリアの未発表曲とレパートリーなどを含む、ライブ音源です。
この音楽を聴くのに、少々、エヴァンスについて話すと、スコット・ラファロ(ba)とのピアノトリオは、Jazzの歴史の中で最も重要とされるものの一つで、「Waltz for Debby」という可愛らしいメロディーの楽曲など、多くのJazzファンを魅了してきました。
エヴァンスのオールバックに眼鏡、少し神経質そうな気配を見せながら猫背気味にピアノに向い、時に静かな和音を弾き、時に熱くスウィングしていく。彼のタバコをくわえている写真なども、Jazzのロマンが満ちあふれています。
そんな音楽をふまえ、チック・コリア(収録時、60代後半でした)ら現代のジャズ・レジェンド達の演奏。チックが書いたオリジナル曲「ビル・エヴァンス」など、とても感慨深いものと思います。