貴方が私の人生を愛してくれたから
私はやっと存在することができた
私の黒く塗りつぶされた人生を、貴方は愛すと言った
だから私はやっと呼吸ができた
少し出遅れたが
私は貴方をずっと包むだろう
たとえ貴方がどんな色であろうとも
互いの運命の呟きのタイミングは少し違っていた
私は出遅れた分もっと貴方を愛そうとするが
貴方の愛の前では
何と出過ぎて小さいなことなのだろう
運命とは
なんとも甘く
シンプルで
ずっと心の奥がむず痒い
貴方はもう眠ったのかな
(2025/07/05加筆)