25日から昨日まで、筑波で開かれる地学オリンピック本選に参加して参りました。
12月に受けた予選の試験で選ばれた30名から国際大会出場選手・補欠の8名を選ぶ二泊三日です。

と、言っても大半は研修でした。
地質標本館を解説付きで見学し、研究者の公園を聞き、外国人留学生と英語で会話し、防災研、気象研、筑波大、環境研の施設や仕事を案内してもらいました。

初めて見る施設も多く、以前見学した場所でも、「この標本は自分がとってきた」とか直接解説が聞け、非常に興味深かったです。
講演も内容は面白かったですし。
地学は割と趣味でやっている人が多く、豪勢なスポンサーや予算もなく、運営も大学の先生たちと過去の出場者がほとんどであまりカリカリして居なくて、良い雰囲気でした。
OBとの懇談会もありましたし。
これからも単なる試験で無い、実りある大会で有ってほしいです。

実技と筆記とある試験はやはり難しかったです。知識も経験も不足。もちろん入賞無し。
自信持って解けたり、問題を楽しめたりたりした科目もありましたけど。

参加者は皆さん展示に釘付けになったり、夜屋上で星の下、地学談義をしたり、変人揃いでした。
話の内容がわかってもあまり質問していない英会話にしろ、他の出場者にしろ、もっと会話に積極的にならないといけませんね。
決して話さないわけでは無いのですが、割と話し出すのも受け身と言う感じでして。
自己紹介で青銅器、歴史、神社とか言ってたOBの方とか、もっと話しかければ良かったです。私は疲れて最後の夜も早目に寝てしまいました。
しかし知り合いは一応作れたと言って良さそうです。
宿舎は合宿所みたいなほんの少し殺風景な部屋でした。まあ十分でしょう。久しぶりの浴衣は気分が上がりましたし。

表彰式は某科学館のエントランス。文科省の審議官(きっと技官ではなく事務官でしょう理系技官?)の方が最近趣味で気象予報士を取ったと挨拶でおっしゃっていて、ちょっと感心しました。

解散後は同じ学校の生徒も自費で付き添う教員も居ない気軽な私はそこの知り合い二人としばらくお話したあと、プラネタリウムを見て帰りました。

とにかく良い経験になりました。運営ならびに各機関の方に感謝です。