前回の思い出の続きで長文になります。
受験が本格化するころ、みんな必死に勉強していました。
私たち生徒会は定期試験の頃から「5教科テスト予想問題」を作っていました。
修学旅行を終えたあたりから、勉強面もなんとかサポートできないか考えた結果です。
先生に言われたわけではなく、自主的に担当を決めてテスト一週間前に学年全員に配布していました。
勉強したいけど何からすればいいかわからない、
そんな声から「せめてこれだけはやろう!」という思いもありました。
少なからず、それを頼りに勉強する子が増え、平均点も上がっていきました。
「みんなで協力して頑張ろう」という雰囲気ができ、集まって勉強することも増えました。
そんな積み重ねプラス、私のいたクラスでは帰りのHRで算数の小テストを毎日しました。
基本を確実に固めようというのが目標でした。
そして公立以外は結果がでて、あと1ヶ月で卒業というとき。
私たち全員でできる最後の行事である卒業式。
なにかしたい。
と多くの生徒が思っていました。
私たちは最後に群読をやることを決めました。
答辞は今度こそ会長が考えて、群読のセリフは私が考えました。
なかには、やる気のない子もいて、みんなの熱意が入り始めたのは卒業式3日前でした。
でも多くの行事を乗り越えてきた私たち。
まとまり出してから、驚くほどクオリティーが上がりました。
生徒会と文章チェック担当の先生以外にはシークレットだった答辞の全容を、みんなが初めて知った前日の練習。
多くの友達が泣き崩れ、練習が中断されました。
そこで私たちが決めた約束は、「答辞と群読が終わったら泣いていい。だけど、私たちの言葉を先生や保護者に伝えるまでは頑張ろう!」
みんなが心をひとつにして臨んだ卒業式。
答辞の間に群読を交えた私たちの言葉は、在校生、保護者、先生と私たち自身に響きました。
あんなにひどかった学年がここまでになるなんて、と先生が一番感動していました(^^)
ここでその内容の一部をお伝えしたいと思います。
組体操とタワーでは、痛みをこらえ歯をくいしばって支える人、不安定な足下でその上を支える人、その支えを受けて高さや怖さをこらえて上に立つ人。全員がひとつになった瞬間は学年がひとつになった瞬間だった。男子も女子も最初から全て上手くいっていたわけではない。何度も壁にぶつかって、その度にみんなで支えあって乗り越えてきたからひとつになれた。
最後の大きな行事、文化発表会。劇や太鼓、バンドなどの舞台発表、遅くまで残って練習や準備をしていたのが少し前のことのように思える。どれもみんなを楽しませてくれたその裏には、どれほどの努力があったのだろう。
「この三年間で本当にいろんなことがあった。楽しいと思う時間は毎日の生活の中にあった。友達との消えない絆を手に入れた。笑ったり、泣いたり、怒ったりした。大切な何かを得た三年間」
今までに無駄なものなど何ひとつなかった。
私たちが花ならば、先生たちは支えてくれる土だった。叱ってくれる雨だった。照らしてくれる太陽だった。どれだけのありがとうを言えば良いのかわからないけど、心の底から思う。
「ありがとう先生。私たち一人一人と向き合ってくれた。怒られたりもしたけれど、全てみんなのことを想ってくれていたから。その気持ちが痛いほど伝わってきて、何よりも嬉しかった。陰で見守ってくれる先生たちがいたから、今の私たちがいる。」
そして友達、どんなことも決して一人では越えてくることができなかった。何よりもみんなが大切だった。
これからきっと、たくさんのことが私たちを待っている。生きていくなかで、私たちは絶えず進んでいくから、それが楽しいことだったりもするけれど苦しいことだったりもする。でもそんな時には一生懸命自分の気持ちにまっすぐに正直でいることを、ここで学んだ。時にはつまずいて逃げ出したくなって、進む道が見えなくなることもある。何度も何度も転んで諦めそうになることがあっても、一人じゃないことを思い出せば、それだけでどんなに踏まれても立ち上がることのできる強さにつながるから。今なら楽しかったこと、苦しかったことすべてが大切に思えるでしょ?それは自分の力になったから。そう思うと別れの寂しさも、未来への不安も少しは楽になるでしょ?
でもねやっぱり人間だから、頭では分かっていても心は思ってしまう。別れの時なんてきてほしくない。ここで過ごしたたくさんの笑顔の日々が好きだから。何気ない毎日が、みんなが好きだから。
「ありがとうみんな。心をひとつにして支えあった仲間たち。ありがとう教室。思い出の詰まった温かい場所。ありがとうお父さん、お母さん。迷惑ばかりかけたけれど、いつも支えてくれた。当たり前の優しさが今、とても大きく感じられて感謝の気持ちでいっぱいです。いつもは照れくさくて言えない言葉も今なら言えそうな気がします。ありがとう。」
「この三年間の日々は私たちにとって、かけがえのない宝物。何度も後悔したこともあった。でも今振り返れば全てが輝いている。その時には気づかなったけれど、幸せだったと、今は心から思える。だから今はどんなに辛い別れでも、辛いだけではないはずだから。別れを恐れずに、一日一日を大切に、ここで得たたくさんのものを持って。思い出を胸に、誇りを胸にこれからも頑張ってゆく。
最高に楽しかった三年間、私たちはずっと忘れない」
大体こんな内容でした。
「」は全員で言った部分です。
主に私が考えた部分です(*^^*)
全文はもっと長いですw
これをやり遂げた私たちには大きな達成感がありました。
こんな感じでこのお話は終わりです。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。