舞台「ウィンザーの陽気な女房たち」、お蔭様で大好評をいただきながら幕
本当に多くの方にご来場頂きました。ありがとうございました!
色々な意味で自分にとって記念となるこの作品に、素晴らしい仲間と共演できて本当に本当に幸せでした。
長門薫さん。
プロデューサー・製作・主役とまさに八面六臂の活躍で、いつも俳優陣の楯となり槍となってくれました。
あなたがいなければ、この舞台は初日を迎えることはできなかったでしょう。
今回はお互いセリフに手こずりましたねw
それを糧にして、一緒に次のステージに進みましょう!
川野誠一くん。
狂言の公演を並行させながらの今回の舞台。しかも膨大な今回の台詞量、本当にお疲れ様でした。
長門さん、川野くん、お二人と共演したくて今回自分は参加しました。楽しかったです。
槇由紀子さん。
二回目の競演ですが、ホント勉強させていただきました。
今回、槇さんのアドバイスがなければ、自分は本番まで間に合わなかったかもしれません。
ありがとうございました。流石です!
そして槇由紀子という女優の凄さを、改めて見せつけられました。
側見民雄さん。
いつも「凄いなぁ…」と思いながら演じさせていただいておりました。
下手くそな自分ですが、側見さんのようになれるよう頑張ります。
五明紀之くん。
初共演、お疲れ様でした。
打上でも言ったけど、本当に五明と一緒に出てるシーンは安心できました。
ノッキング仲間だからかな?w
本当にありがとう。
鳥居峰明さん。
誠実で貫禄があって、クールなように見えて実は熱い鳥居さん。
鳥居さんの演技、自分は大好きです。
もっとゆっくり芝居について語り合いたかったです。
近いうちに是非!
桜澤凛さん。
パートナーとしての相手役、ありがとうございました。
また、直前まで稽古に参加できなかったために、苦しい時に力になれなくてすみませんでした。
あなたがパートナー役でいてくださって、本当に良かったです。
アン・ウィリアム、私はちゃんと、娘・息子の父親でいられたでしょうか?
楽しい時間をありがとうございました。
有馬莞奈。
自分の遅れていた部分と自分の家族のフォローに追われて、後半はあまり話すことができなかったのが残念です。
莞奈のプロ意識の高さと、それ故に今もがいている部分は凄くわかります。
いつかまたゆっくり話せるといいね。
8月のWSの時キミたちの演技を見て、台詞はキレイなのにいわゆる自分達が言う「会話」が全く出来ていなかった事で、行き先が非常に不安だった事を覚えてます。
でも本番直前では逆に自分の方が引っ張ってもらって、とても助かりました。
キミらの成長は凄かった。素晴らしかったです。
もっともっとキミらにアドバイスして、もっともっとステップアップさせてあげたかったです。
キミらの溢れんばかりのやる気は心地いいです。
お互いに切磋琢磨してください。
今回キミらがこの公演で得たものは、ウチの中だけで天狗になってる連中の何百倍も価値のあるものだと思います。
ここで得た物を自分の骨身に染み込ませるのはもちろん、他の所属者にも伝えられるようになってください。
さて、今回一番の収穫は、イキのいい若者たちに出会えたこと。
「あぁ、損得なしにコイツらこんなに芝居が好きなんだ」と思える連中に、久々に出会えたこと。
若いけど、同士と思える奴らに出会えました!
実は小劇場の舞台で唯一とさえ思っている良い部分が、そういう連中との出会いなんですよね。
メディアに露出する事を主眼に業界に入って来る奴らには、なかなか骨のあるのはいないから。
口ばっかりでカッコばっかりつけて、フニャフニャなのが多いんです。
さらに今回いろいろな意味で苦労しましたが、新たな発見もありました。
自分の解釈がことごとく外れた上、本来の解釈で行われた公演を皆様が面白かったと言ってくださるとは、全く自分はダメダメだったんだなぁと思い知らされた毎日。
流石シェイクスピア!完敗です。
今回、シェイクスピアを通して見えた、物をしっかり身につかせよう。
そして実は…、出来ないものほど面白くなって、徹底的にやりこみたくなる悪い癖がムクムクと頭をもたげて来ている感も…。
でも暫くは日常だな。
今回の超多忙スケジュールで、事務所のメンバーをはじめ、守るべきものにいっぱい迷惑をかけてしまったから。
暫く封印、封印。