株式会社Be、代表取締役の稲垣大輔です。
いまさらですが、このブログでは僕が好きなエンタメや旅行、元々居た自動車業界のニュースから感じたこと、仕事に取り入れたことなどを書いています。


(ネタバレ注意?)
最近、コンサルタントの勧めで今公開中の大人気映画『AIR』を観ました。
その感想や、気づいたことについて書いてみます。

今はAmazon prime Videoでも観れるらしいので、ぜひお時間作って観てみてください。


■『AIR』を観ていないあなたへ(事前に『シュードッグ』を読んでおくべき!)
突然ですが、僕が映画を観て最初に思った感想は「『シュードッグ』を読みたい」でした。

それはこの映画を勧めてくれたコンサルタントから推奨されていたことが理由です。

『シュードッグ』とはナイキの創業経営者であるフィル・ナイトについて書かれたビジネス書籍です。
映画『AIR』はこちらを参考に作られたこともあり、「『シュードッグ』を読んでから映画『AIR』を観ると、より一層面白く観れる」とアドバイスされていました。

そんなアドバイスをもらったにも関わらず「早く映画が観たい」という衝動に駆られて、先に映画を観たのでした。(アドバイスもらっていたのに……!)
結果、スクリーン上での人間味溢れるフィル・ナイトに惚れてしまい、『シュードッグ』を読みたいという感想になりました。



■映画のあらすじ
映画のストーリーを簡潔に書くと、1980年代、業績不振だったナイキのバスケットボール部門所属の主人公・ナイキ社員ソニー・ヴァッカロが、ナイキCEOのフィル・ナイトからバスケットボール部門の立て直しを命じられるところから始まります。

アディダスやコンバースなどの競合ブランドが圧倒的シェアを占める中でソニー・ヴァッカロが目をつけたのは、当時NBAの新人で後に世界的スターとなるマイケル・ジョーダン。

当時のマイケル・ジョーダンはナイキ嫌いだったにも関わらず、ソニー・ヴァッカロを中心としたナイキチームが、まさに人生を賭けて驚くべき情熱と独創性で一発逆転した物語です。
スポーツの枠を超え、ファッションやアートなど現代のカルチャーに大きな影響を及ぼし、今もなお伝説として語り継がれる世界一有名なシューズ『エア ジョーダン』。

不可能な取引を可能にしたプロフェッショナルなチームの、人生を賭けた挑戦を描く、実話を元にした感動のストーリーです。

最後にマイケル・ジョーダンを口説き落とすナイキチームの連帯感とソニー・ヴァッカロの熱弁に心が震えたのを、今でも臨場感たっぷりに覚えています。


■感想:情熱と器の大切さ
この映画を観て、ヒット商品を世に生み出すために必要な「情熱と器」を学んだ気がしました。

主人公のソニー・ヴァッカロが自分の信念を貫き、そして貫き通すために必要な情報を集め、可能性を信じ、非常識とも思えるチャレンジをしたこと。
そしてナイキCEOフィル・ナイトが、ソニー・ヴァッカロの非常識とも思えるチャレンジに反対しながらも、チャレンジの結果わずかに見えた可能性を信じ、実現に結びつけるために徹底的にチームワークを働かせたこと。

これらのエピソードから、リーダーの情熱と器がとても大切だと感じました。


劇中では、フィル・ナイトは非常に人間味溢れるキャラクターとして、また実直な経営者として描かれています。
ところが、ある瞬間から非常識とも思えるソニー・ヴァッカロの提案を全面的に信じるようになり、時にはソニー・ヴァッカロすらも驚くような決断をしています。

なぜフィル・ナイトがここまで変わる決断をするようになったのか?ストーリーの中では描かれていなかったので、冒頭に書いた『シュードッグ』を読めばなにか学べるのではないかという期待に溢れています。


そして主人公ソニー・ヴァッカロは、何事も自分の信じたものを貫き通す情熱と、情熱を正解に変える分析力の両方を持っていたように感じました。
私も経営者の端くれとして、ソニー・ヴァッカロの情熱と分析力、フィル・ナイトの器と決断力を身に付ける必要があることがわかる映画でした。


今でこそ様々なビジネスで当たり前になった「ロイヤリティ報酬」の考え方も、マイケル・ジョーダン(むしろマイケル・ジョーダンの母親)のこだわりから作られたものです。
※劇中の母親を観ていると預言者?というくらいのインパクトがある方でした。


株式会社Beの物語はまだまだ始まったばかりですので、映画『AIR』のように40年後振り返って伝説となるような物語を作っていくべく、日々精進していきます。



■最後に
余談ですが、劇中では日本発の有名なコンビニも出てるのですが、ソフトクリームの色が日本では見たことがないくらい、あまりにも人工的なのも印象的で、世の中の常識は時代や場所によって常に変わるということも感じました。


このブログを書いている間に『シュードッグ』が手元に届きましたので、これから読みます。
読んだ感想もブログで書こうと思いますので、お手隙の際に読んでもらえたら幸いです。


■公式プロフィール
稲垣大輔(いながき・だいすけ)
株式会社Be 代表取締役
北海道出身
2002年、北海道大学工学部を卒業し、国内大手自動車会社に就職。
ブレーキ部品の設計および最先端エンジンの研究に携わる。
2012年にイベント会社を創業。
2017年に株式会社Beを創業し、現在に至る。

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