四男🐶は最近

朝起きるのが遅いと

わんわんわんと  吠える

別室で  ひとりで寝ているから

寂しいのか

まだ  外も暗いうちから

「もう朝だよ  起きて」  と言いたげに

吠える

その声に  わたしは  目覚め

もう少し眠っていたい心身を  起こす

前の夜  少し遅くまで  起きていた時

なかなか起きられず

ベッドの中で  ボーッとしていると

長男が

俺が行くからいいよ
お母さんもう少し寝てて
と言った

その言葉は

驚きと共に  子供の成長を感じ

嬉しくなった

大きくなってくれたんだなぁ

他の人を氣配れる男になってくれたのか

その命を守りたいと  

必死で守ってきた小さかった存在が

その時  大きく見えた

たまたま見たかったTVがあるとか

トイレに行きたかったとか

かもしれないけれど

それでも

長男の優しい声かけに  

わたしは甘えることにした

もう一度  目を瞑った


グリーフケアアドバイザー
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