フトアゴヒゲトカゲの餌について | 大学生の爬虫類飼育日記

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お久しぶりです。こんにちは!今回はフトアゴヒゲトカゲの食事について少しまとめていこうかなと思います。



フトアゴを飼育する上で餌は重要ですね。さらに爬虫類を飼う上で一番楽しい瞬間が餌やりだと思っています。



餌の量や種類は変わってくるのでしっかりとしたものを与えていきましょう。



ということで今回は実際に私が与えているもの等を参考にしていきながら紹介していこうと思います。



餌の量と頻度 

フトアゴヒゲトカゲは野菜や昆虫を主に食べますが、成長の度合いによってその量や頻度は異なります。



 ベビー期(〜20cm)



ベビー期は主に昆虫メインで与えます。



与えるサイズは生体の頭より大きすぎると食べれなかったり飲み込みずらそうにしたりするので、小さめのサイズを与えます。



頻度としては毎日、食べるだけあたえます。



このベビー期は1回で食べられる量が少ないため2回〜3回に分けて餌をあげます。



しかし、昆虫メインだからといって昆虫だけをあげていると大きくなってから野菜や人工餌を食べまくなってしまう恐れがあるので徐々に少量でいいのであげることで慣らしていきます。



 サブアダルト期(〜30cm)



このくらいの大きさになると昆虫と野菜を半々くらいを目安に与えます。



頻度としては毎日ですが1日1回にしてあげます。



この時、人工フードも野菜と一緒に混ぜてあげるとしっかりと食いついてくれます。



 フルアダルト期(30cm〜)



大人になってからは野菜をメインで、時々昆虫を与えてあげます。


頻度としては数日置き(2〜3日)にあげます。



餌を与えすぎると肥満や糖尿病になってしまうので与えすぎには注意しましょう。



特に昆虫は栄養価が高いのでベビー期にはいいですがアダルトになってから与えすぎるのは栄養の摂りすぎになってしまうので注意が必要です。



餌の種類 

フトアゴヒゲトカゲは雑食性のため、昆虫や野菜、人工フードなど幅広く食べます。



1つずつ紹介していきます。



 昆虫

基本となる餌のため、これ抜きでは飼育できません。



種類としてはデュビア、コオロギ、ミルワームなどがあります。



必要になった時に買いに行くのもいいかもしれませんがそれだとお金もかかりますし大変ですよね。



そのために殆どの人は餌用の昆虫を繁殖させているのではないかと思います。



私はデュビアという餌用のゴキブリを繁殖させています。ゴキブリといっても見た目的にはワラジムシのようであるため、苦手でないなら見てみてください。



デュビアと並ぶくらいコオロギも人気ですが、匂いが気になる点と鳴くためうるさいという点、デュビアと比べ死にやすい点などがあるためデュビアの方が繁殖しやすいのではないかと思います。



昆虫といっても野生に生息しているゴキブリやコオロギなどをあげてはいけません。野生の昆虫は寄生虫や病原菌を持っている可能性があるからです。



ですので健康のためにも絶対に野生で捕まえた昆虫は与えずに餌用に繁殖されたものを使うようにしましょう。



 野菜

野菜では小松菜、豆苗、カボチャ、インゲン、オクラなどが一般的に与えられています。



これを食べやすい大きさに切ってあげます。



小松菜などの茎部分はフトアゴは食べないため、デュビアにあげることで処理させています。



野菜についてはまた別の記事で詳しく書こうと思うので今回はこれくらいにしておきます。



 人工フード

人工フードは大量に入っている上、保存ができるので使い勝手が非常に良いです。



昆虫や野菜などの栄養素が詰まっているのでこれだけで飼育している方も多いかと思います。



しかし、ベビー期はあまり食べてくれないので徐々に慣らしていくことで、大人になってからは食べてくれるようになります。



 カルシウム剤

飼育環境下では骨の成長に欠かせないカルシウムやビタミンD3が不足しがちです。



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私はこれを使っています。



使い方としてはこれを野菜や昆虫に振りかけてあげます。これだけでOKです。



ただしかけすぎには注意です。



あげる時間 

フトアゴは餌を食べてから消化するまで時間がかかるためバスキングライトを消灯する2時間前までにはあげるようにします。



最後に 

以上、今回の記事ではフトアゴヒゲトカゲの餌についてまとめてみました。



野菜についての詳しくはまた別の記事でまとめようと思います。



10年近く生きる大事な生体のため、適切な餌をあげて体調管理に気をつけて育ててあげましょう。