フトアゴ#2 | 大学生の爬虫類飼育日記

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現役大学生による爬虫類の飼育日記。時々日常。

お久しぶりです。寒い気温が続いていますが我が家は常に25〜27℃をキープしているのでだいぶ暖かいですよ。



今日はアゴンを温浴させてみました。温浴は結構してきたので慣れてきてくれているつもりではいます。(記事にするのは初めてです)



まずフトアゴって何のために温浴させるの?と疑問に思う方がいると思うので先に書いておこうかと思います。


1.脱皮促進 

フトアゴは砂漠に生息しているトカゲですので基本的には湿度は低めでも大丈夫なのですが脱皮中に低すぎる場合は脱皮不全になってしまう場合があります。そのために温浴をさせることで古い皮膚を柔らかくし脱皮不全を防いだり脱皮を促進させたりすることができます。



2.体を清潔に保つ 

毎日食べかすが落ちてたり糞やおしっこをしたりするのでケージの中は意外と汚れています。またフトアゴは綺麗好きではないのか自分がした糞の上を平気で歩く時があります。こういった環境ですと当然体が汚れてしまいます。



そのために温浴をさせ体を洗ってあげることで清潔に保ちダニ予防等にも繋げてあげるのです。



3.新陳代謝を上げる 

温浴により体を温めてあげることで内蔵の働きが活発になり糞をしてくれる個体が多いです。そのため便秘気味の時は温浴をしてあげることで解消されることがあります。



また温浴の際には給水をしたり排水口から水分を摂取したりと水分補給の役割も果たしてくれます。

(普段水を自分から飲んでくれることが少ないフトアゴには便利)





軽くまとめてみましたが以上が主な理由になっています。



では実際にアゴンの温浴の様子を見てみましょう。


お湯に浸かり大人しくするアゴン。



今ではだいぶ落ち着いてくれうようになりましたが最初の頃は水が嫌いで激しく暴れており温浴なんてできる状態にありませんでした。



体が汚れた時だけ入れていたら慣れてくれました。(それでもアゴンはそこまで好きではないようなので今でも体が汚れた時のみさせています。)



温度は35〜38℃くらいのぬるま湯を目安にしています。しっぽの付け根や手足がよく汚れているのでそういった部分は古い歯ブラシなんかでこすってあげています。(気持ちいのかかなり大人しくなります)



温浴が終わった後は湯冷めで風邪を引かないようにするためにもタオルでしっかりと拭いてあげます。


温浴後、拭かれるアゴン



今回はアゴンの温浴についてでした。フトアゴの温浴は人によってしたりしなかったりした方が良いと言う人もいればしない方が良いという人もおり様々です。



飼っているフトアゴが暴れたり水から出たがっているようであれば確実にストレスになっているので止めた方がいいとは思います。それでも体をが汚れた時は仕方ないですがね。



もちろん温浴が好きな個体もいます。温浴はメリットも多く悪いことではないのでそこは自分のフトアゴの様子を見て無理のない範囲でさせてあげることが大事なのかなと思います。



今回はフトアゴの温浴についてやアゴンの実際の温浴の様子を記事にしてみました。



ではまた〜。