ヘビの入門種について | 大学生の爬虫類飼育日記

大学生の爬虫類飼育日記

現役大学生による爬虫類の飼育日記。時々日常。

今回は前回のブログで書いた大蛇丸(ボールパイソン)に続いてちょっとヘビの入門種について書いていこうと思います。



コーンスネーク 



前回のブログでヘビの入門種といえばコーンスネークとボールパイソンであると紹介しましたがそのコーンスネークです。



ヘビというと見た目的に凶暴で怖いというイメージを持つかもしれませんが実は多くのヘビは大人しい性格をしており凶暴な性格をしているものはそう多くは無いです。(もちろん大人しい種でも性格によって様々ですが)



その代表種がコーンスネークです。性格は大人しく人を噛むことはほんとに稀です。見た目的には細長くスラッとした見た目をしています。寿命は10年程。



サイズ的にはフルアダルトで1〜1.5mくらいまで大きくなるので最終的にケージサイズは90cmあるといいと思います。(ヘビは基本的にトグロを巻いた時の3〜5倍程の床面積があると良い)



ヘビは基本的に温暖な地域に生息しているため寒さに弱く特に冬場は配慮する必要がありますがコーンスネークはヘビの中でも特に寒さに強いため暖突とパネルヒーターがあれば飼育できます。(エアコン管理が楽ではあります)




ボールパイソン 

 


入門種の二大巨頭のもう1匹であるボールパイソンです

。うちの大蛇丸もこのボールパイソンです。



ボールパイソンも飼育しやすいヘビの一種であり驚くとボールのように丸まる習性を持つことからこの名前が付けられました。



このボールパイソンも性格的には臆病なものが多く滅多に人に噛み付いてきません。こちらの見た目はコーンスネークに比べずんぐり、むっちりとした見た目が特徴的です。寿命は20年程。



サイズはフルアダルトで1〜2mとコーンスネークに比べると少し大きめなイメージがあります。そのためケージサイズも90〜100cmのものが望ましいです。



ボールパイソンもコーンスネークと同じく寒さに強い品種ではありますがコーンスネークよりはやや高めの温度と湿度を保つ必要があり少し気を使うかもしれません。(ボールパイソンは寒すぎるより暑すぎるほうが弱いです)



もう一つコーンスネークと比べて難しいと思う部分があります。それは拒食をすることがあるということです。ボールパイソンは性的に成熟するとサインとして餌を食べなくなることがあります。今まで餌を食べていたのに突然食べなくなってしまうことは心配かもしれませんがこれは正常に成長した証です。もちろん病気で拒食する場合もありますが体が痩せていくようでなければそれほど問題はありません。(中には1年半くらいまで拒食していた個体もいる)



まとめ 

以上入門種のヘビであるコーンスネークとボールパイソンについてまとめてみました。ヘビは爬虫類の中でも特に手がかからず飼育しやすい生き物です。



最近は女性にも人気が出てきているため興味があれば飼育してみるのも良いかもしれません。



しかし大きくなる生き物であるためそのことを忘れず飼う場合はしっかりと事前に調べてから飼って欲しいかなと思います。



おまけ 

最後におまけです。





こちらはベーレンパイソンというヘビで将来的に飼ってみたいと思っているヘビ飼育の最終目標です。



このベーレンパイソン日本への輸入量がかなり少ないだけでなく繁殖に成功した例もかなり少ないということもあり幻のヘビとも言われています。黒色ベースの鱗に光が当たると虹色に輝くのがとてもカッコイイです。



そしてこのベーレンパイソン飼育もめちゃくちゃ難しいです。



以上のように入手も飼育も困難なベーレンパイソン。将来的に飼育に挑戦してみたいものです。



以上おまけでした。