1ヶ月前に診たTさんは
鼠径部~下腹部~腰にかけて
動作と関係なく痛みがあり
子宮体部+カルシノシンに反応がありました。
ソマチット↑樹状細胞↑等のアレルセラピーや
子宮位置異常を正すオステオパシーを行っても
痛みが全く変わらず苦戦しました。
患者さんの治癒力の発現に繋がる事は
できたはずと
信じるしかありませんでした。
その後の私の身体に異変が出ました。
多臓器+カルシノシンに反応が出ており
こういった結果の出ない患者さんを治療するのに
一生懸命になるあまりに
私自身ミイラ取りがミイラになっていたのではないかと
反省しました。
その後で治療を受けながら
美しい珊瑚礁の海を泳ぎ回るうちに
私の体調は120%になりました。
休暇から戻ってきて
Tさんを再び診ました。
前回の治療後5日間は
痛みが治まらず苦しんだそうですが
それ以降は痛くない時が
多くなったようです。
今日は痛みがあるということです。
子宮体部+カルシノシンは
まだ陽性ですが
下腹部の触感は前回より
しこりが感じられません。
ソマチット↑樹状細胞↑等のアレルセラピーを
前回同様に行ったところ
今回は反応が良く
体感も軽くなり
鼠径部~下腹部~腰の痛みも瞬時に消えました。
前回の苦戦は
今回の布石となっていたのでは
思います。
子宮の位置異常は
物理的に引き起こされるよりも
ケミカルや心理といった要因や
何らかの病巣が存在する時に
起こりやすいと感じます。
結果を求めずに本務を尽くす事は
95%の患者さんにはうまく行きます。
大半の患者さんは
結果を求めずに
結果が出るからです。
しかし、結果が芳しくない患者さんに対しては
いつの間にか結果を求めるよう心が芽生え
結果を求める患者さんと
結果を求める治療家の意識が同調した時に
治療家に同じ病気が発現しやすいように思います。
これは注意しなければならない事です。