サプリメントに毎月何万円もつぎ込んでいる慢性疲労症候群(CFS)を患っている方が来院される事があります。
江戸時代は栄養不足の人が多かったために文字通りの養生がよく効きました。
流行の白米しか食べてなくて、いわゆる江戸患い(脚気)の人には玄米や雑穀や糠を食べさせて元気にしたり、たんぱく質不足の病人に卵を食べさせて回復させたりする事は、ごく普通に見られた事だったと思います。
しかし、一億総飽食時代にも関わらず、慢性疲労症候群(CFS)に苦しむ人に栄養を与えて良くなる糊代はどのくらい残されているでしょうか?
確かに慢性疲労を訴える方の栄養が足りているかと言えば、足りていない人が大半と思います。
飽食なのに栄養不足になる大きな理由は3つあります。
【1.多くの現代人は栄養素にアレルギーを持っている。】
ここ30年花粉症患者の数は、うなぎ登りです。
花粉その物はビーポーレンと呼ばれるサプリメントが存在する位に、淡白質やビタミンの宝庫です。
そんな栄養の塊である花粉にアレルギーを示すようになった理由は、農薬や添加物の増加等の原因により栄養素にアレルギーを持つ人が増えたためです。
栄養へのアレルギーは人体構成栄養素へのアレルギーでもあるため、自己の消化器官への自己免疫に発展し、リーキーガット(腸漏れ)症候群にも繋がっていきます。
【2.リーキーガット(腸漏れ)症候群】
腸内環境の悪化や自己免疫により、腸の粘膜細胞に隙間が空きます。
そうなると高分子のたんぱく質等が腸から入り込みますが、細かく分解された栄養素では無いために活用できずに栄養不足が起こります。
【3.脳からの負の命令による虚血による細胞レベルでの栄養不足】
脳細胞を含めた身体各部の細胞に栄養素を供給しているのは動脈であり、その動脈を緊張させて細胞を虚血に陥らす原因は、心理的ストレスや化学的ストレスを含めた生体異物によるストレスによる脳の誤作動です。
サプリメントを取ったからといって、すぐにそれが細胞に行き渡る訳ではないのです。
脳がそのサプリメントを受け入れて、消化液が出て、消化管が動き、消化管が運び、さらに吸収されて、血液が全身を円滑に廻り、初めて細胞に栄養が行き渡るのです。
慢性疲労症候群(CFS)は上で挙げた飽食時代の栄養不足といった問題解決の他に、身体を一つのユニットとしてみたホリスティックな面からその構造機能を正常化する必要があります。
特に肝臓や腎臓は人が生きていく上で必要な様々な物質の代謝を司りますから、肝腎に自己免疫が潜む事による機能低下は、慢性疲労へと繋がります。
アレルセラピーは膨大な栄養素や身体臓器へのアレルギー除去を最速で行い、
下の5つの面から身体を活性正常化へと導く療法です。
1.神経伝達の正常化
2.血液供給の正常化
3.自己免疫のキャンセル
4.内分泌異常の正常化
5.遺伝的要因を含めた細胞のノーマライズ
アレルセラピーは複数の医師が実践されている療法です。
東京 都内 を始め神奈川、埼玉、長野、岩手、京都、広島、香川、高知、長崎で受ける事が出来ます。