少年はいつも動かない 世界ばかりが沈んでいくんだ
舞台「ゼンダ城の虜」の最後の台詞です
かつて演出家の野田秀樹氏が主宰していた夢の遊眠社という劇団がありまして
劇団最後の公演における主人公赤頭巾少年の最後の言葉でした
わたくしはこの言葉の意味が実はよくわからず
ずっと心に残ったまま暮らしてまいりました
後にタロットカードに出会い
Ⅹ 運命の輪 その意味は 運気好転 チャンス到来
そして運命の輪は反時計回りに回っている――
その時あの赤頭巾少年の台詞を思い出し少しどきりとしました
何か関係があるような気がする…でもそれがなにか判らない
それもあってかこのカードのメッセージは明るいばかりではないことを踏まえつつリーディングをしていました
そして歴史の雑学を教わるうちに
昔の日本では 時間を図る時計の針は動かない と知ったのです
しかも 文字盤は左回りで回る
……え……? 反時計回り……?
これではないか このことだったのではないだろうか と
自分は動かず 時が過ぎていく
この和時計の在り方こそが需要なのではないか
今わたくしたちが思っている過去が未来を創るという常識は
未来を引き寄せて今を変えていくとも考えられないでしょうか
どうするか決める これって未来のことですよね
決めたらそちらの方を向く 今から変えるってことですね
過去の傷も自信もやってくる未来を迎えるためのもの
経験や情報はいつかどこかで繋がると確信します
そして曖昧な疑問も
考えることを止めさえしなければいつか答えがやってくる
そして未来からチャンスが来たときにそれを掴むことができるのは
準備の出来ている人
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